2006年05月27日

ドホナーニの東欧諸曲

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Béla Bartók, Music for strings, percussion & celesta
1992.1.26録音
Bohuslav Martinů, Concerto for string quartet & orchestra
1992.5.4録音
Leoš Janáček, Capricio for piano (left hand) and chamber ensemble
1993.5.31録音

こないだのGW前に近所のブックオフで見つけ、狂喜乱舞しながら買った1枚。まさか鳥取でこの1枚にお目にかかるとは。
その時には他にもレオンハルトの弾くクープランのクラブサン曲集、プレートル/フランス国立管のフランス管弦楽曲集(牧神、ジムノペディ、ラ・ヴァルス等)、ブレンデルのリスト「巡礼の年第1年イタリア」を同時購入。どうも、誰か一人が150枚くらいのコレクションを処分したらしい、とても品の良いコレクションであった。ブックオフなんぞに処分するということは、お亡くなりになった方の遺族がされたのかもと思った。他にも面白いものがたくさんあったが自重して4枚にした。
ともかくこの演奏は、とても良い。

バルトークはこれ以前にもオケコンを入手しているが、それと同じく、指揮者とオケと曲が「一体化」したすばらしい演奏だ。練習しまくって暗譜してしまったかのような、目をつぶっても弾けるみたいな感じ。その中で、きちんと「ハンガリー精神」が表現されている。
マルティヌーは、マジェスケを初めトップ陣のカルテットがすばらしい熱演。オケにとってもなじみのない曲だとは思うが、音楽に熱中している様が伝わる。
ヤナーチェクは、ピアノ、ピッコロ、フルート、トランペット2本、トロンボーン3本、テナーチューバという不思議な編成の曲だが、これもまったく不安のないアンサンブル。それに加えてヤナーチェクらしい憂鬱感が過不足なく伝わってくる。
いずれも、オーケストラの状態がすばらしく良く、指揮者は「音楽」に徹するだけでアンサンブルはオケが勝手にしてくれるというような、理想状態が展開されている。
また、バルトークにしてもヤナーチェクにしても、普通の演奏より精度が高く聴こえるのは、微分音的な音程の取り方が正確になされているためであろうか。
厳格さと自由さが居心地良く同居した名演。


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