2006年07月22日

ヤルヴィの間奏曲集

jarvi_intermezzo.JPG

23日はいよいよ米子管弦楽団のサマーコンサートに出演。
いつもコンサートの後半が有名歌手のオーケストラ伴奏で、これまでにも太田裕美、タケカワユキヒデ、アグネス・チャンなどと共演できた。
今回は中島啓江さん。「星に願いを」とか「アメイジンググレイス」とかだが、ジャジーな編曲らしくて、音程もリズムも難しい。

前半はクラシックの名曲なのだが、今回の私的新曲はトランペット吹きの休日、そりすべり、時の踊り。アンダーソンもリズムがとても難しい。

さて、時の踊り。ちゃんとCDは持っているし、有名な部分はよく知っている、つもりだった。
チェロのパート譜を見るとさっぱり音楽が思い浮かばない。パートソロがいっぱいあって、これまたリズムが難しくて、譜読みにめちゃくちゃ時間がかかった。

この曲、持っているCDはヤルヴィの「間奏曲集」。
この手のコンピレーションで有名なのはカラヤンの録音で、EMIにフィルハーモニアと50年代に、DGにベルリン・フィルと60年代に似たような組み合わせで録音している。カラヤン亡き後にデジタル録音でこういう曲をすぐに演奏できる指揮者はヤルヴィを措いて他になかっただろう。

下に曲名を書いておくが、そういえばこのCD、フランツ・シュミットの「ノートル・ダム」間奏曲が目的で買ったのだった。
交響曲の2番と4番をすでに聴き、他になんかないかと思って買ったのだ。名曲!
ちなみにカラヤンの録音にもノートル・ダムは入っていて、フィルハーモニアの方は少し抜粋が長いようだ。他の曲は作曲家ともども有名だと思うが、フランツ・シュミットだけは日本ではなじみがないはずだ。この曲はヨーロッパでは有名なんだろうか。
「ウィーンじゃあ合唱団はみんな『7つの封印を有する書』なんて曲をよく知っててすぐ演奏できるらしくて、ムーティがキャンセルでホルスト・シュタインが代役のときにこの曲に変更になったのを聴いたことがあるよ」なんて話も聞いたことがあるが。

明日の予習のために久しぶりにCDを引っ張り出して聴いたのだが、ヤルヴィはここでも丁寧な演奏をしている。
録音の響きが美しくて、ソロの音がとてもきれいだ。曲が曲だけに強烈な音が炸裂するような場面はないし、歌いまくりというわけではなので、分かりやすい演奏というのではない。
でも、なんとも品が良くて、リラックスするためにはちょうど良いCDである。

このCDは今でも形を変えて国内盤でも生き長らえているが、初発はどうもこのミッドプライスの"3D CLASSICS"シリーズと思われる。
いきなり新録音が廉価版で出るなんて、マッケラスとそっくりだ。


カヴァレリア・ルスティカーナ(マスカーニ)
アドリアーナ・ルクヴルール(チレア)
マノン・レスコー(プッチーニ)
道化師(レオンカヴァルロ)
タイス(マスネ)
マドンナの宝石(ヴォルフ=フェラーリ)
トラヴィアータ(ヴェルディ)
ノートル・ダム(フランツ・シュミット)
ホヴァンシチナ(ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ)
修道女アンジェリカ(プッチーニ)
フェドーラ(ジョルダーノ)
友人フリッツ(マスカーニ)
ホフマン物語(オッフェンバック)
ジョコンダ(ポンキエルリ)

Neeme Järvi
Göteborgs Symphoniker
DG, 1989.6 & 9


posted by tak at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ネーメ・ヤルヴィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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