2007年02月28日

音楽熟成

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行ってきました、第1回日本音楽熟成鳥取大会。例のモーツァルトで酒が美味しくなるとか、右脳が活性化させるとか、あれです。
http://onjyuku.com/news.html

前半の講演は聞けず。従って、右脳への効果がどうとかいうことについては何も言う資格なし。
それに、「中の人」に知り合いが多くて、それがまたとてもいい人ばかりなので、なにか評めいたことは言うわけにいかないんです。
だから私に「ほんとで効果あるの?」とか聞かないでくださいね、オンラインでは。

中盤は、コンサート。すべてモーツァルト。
ヴァイオリンのためのロンドハ長調K.373(クライスラー編曲) Vn:久保田昌平 P:山城裕子
歌曲「春への憧れ」K.596 Br:吉田章一 P:山城裕子
歌劇「フィガロの結婚」より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 同上
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331
いずれも充分楽しめました。いろんな意味で。
久保田君のヴァイオリンはスリリング。危なっかしいって意味じゃないよ。
吉田さんの歌は安心して聴けます。特にフィガロ。うっとり。
山城さんのピアノは個性的。不思議な軽みと重みの同居。

終盤は、パーティ。食事も楽しめたが、量が少なかったか。
それよりも、集まったお客さんが他のVIPぶりがすごい。それを見てるだけで面白かった。県内の有名人の5割くらいが来てたんじゃないだろうか(おおげさ)。この会場でテロがあったりしたら明日から鳥取は機能しなくなりますよ、まじで。
こういう「社交」の場って、鳥取には少ないけど、ある意味大事だね。政治くさくってそれがまたいとおかし。
ちなみに私も某政治家とお知り合いになれました。その方がかなりのクラシック・マニア。クラシックとジャズのレコード7,000枚とか。「ブルックナーいいですよね、7番とか8番とか9番とか」などと盛り上がりました。「ヴァントは生で聴きましたよ」なんて話したら真剣にうらやましがられたり。

写真は、音楽熟成バナナと音楽熟成酒。バナナは普通に美味い(以前食べた)。酒はまだ飲まず。アル添金箔入りの時点で「?」。

ところで、同じテーブルに座った対面のおばさまから、「初対面でいきなり聞いて申し訳ないんですが、コンサートのときの拍手の仕方が普通の人と全然違ってたんですけど、何か音楽なさってるんですか」と聞かれてしまいました。
しまった、相当邪悪なオタク・オーラが出てたらしい。
タグ:音楽会
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2007年02月27日

指がじんじん

土曜は夜、日曜は朝から晩まで、ずうっとチェロを弾いていたものだから、左手の指がじんじんする。もちろんこれはふだんちゃんと練習してないせいなんですがね。関係者の皆さんごめんなさいね。

これまでは漫然としか思ってなかったが、今日はっきり分かったことがある。
指がじんじんするのは、軽い炎症が起きているからだと思うが、それを修復するために(きっと)、左手の血流が激しくなって、左手がホカホカするのだ!右手は冷たくて、左手は火照る。右手で左手を冷ます。と同時に左手は右手を暖める。麗しき協力関係??

ちなみについ1時間くらい前までマイミクジョーさんのカルテット新曲の練習をしてたんだが、もうあんまり痛くなくなってた。
それよりも、曲がまとまらない方が痛い。でも、ジョーさん心配しないでね。なんとなく見えてきましたから←なんとなくかよ。
タグ:カルテット
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2007年02月26日

米管で冷や汗

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なかなかいい演奏だった←私を除いて。

曲は、マイスタージンガー、アルルの女第1組曲、ドヴォルジャークの交響曲第8番、アンコールにスラブ舞曲第1番。
指揮は松尾昌美先生。

マイスタージンガーは米管は松尾先生と最近2回くらいやっているけど、今回はもっとテンポを揺らしまくり。コーダあたりは充実した音が出ていた。客席で聴きたい。
アルルはどうだったんでしょうか。オケが萎縮してたかも。個人的には頻繁に出てくるソリで疲労困憊。4曲目のいちばん難しいのは全然だめだった。

ドヴォ8は、縦の線とか、バランスとか、指揮者と合っているとか合っていないとか、まあそういうことは置いといて(置いといていいのか?)、ドヴォルジャークのこの曲のある一面をそれなりに表現できていたのではないだろうか。いやどの面だかよく分かりませんが。
この曲でも松尾先生はやりたい放題で、それに何とかついていこうと集中する中で、オケらしい表情というか表現というか、アマオケだから出せる情熱というか、よく分からないんだが、音楽らしさが垣間見えたような気がする。

個人的には、取りこぼしが多くて深く反省。楽譜なんて覚えなくていい、なんて思っていたけど、装飾的な細かい音符に臨時記号が付いているかいないかなんて、楽譜を見てても最近はとても間に合わない。フィンガリングを決めて、覚えたとおりに弾かないと、音楽表現ができなくなってきた。自分のオケの曲で何度も練習をやる中でなんとなく身につくのはいいんだが、よそのオケでちょっとしか練習に出れなくて、ということがあると、やはり覚えた方が早道だと悟った。
フィンガリングも、最近はちょっと難しいのもすんなり覚えられるようになってきた。そういうのもちょっと根をつめてさらうようになると、ふとできるようになる。

今回の演奏会の中で気になったのが、ビゼーとマーラーの親近性。「アダージェット」というテンポ表示を使ったこと以外にビゼーとマーラーに共通点なんてほとんどないと思っていたが、音響構築とか、世界観とかの面でマーラーがビゼーを参考にしたこともあるんじゃなかろうか。
まさにその「アダージェット」とか。高音と低音しかなくて中抜けの音響とか。いや、ほんとかどうか知りませんが。マーラーは指揮者としてカルメンは振ったことあるだろうけど、アルルはさすがにないだろうからなあ。

演奏会が終わったら、鳥取に直行で鳥取市響の練習。なんかもうランナーズハイみたいな感じでルスランとか威風堂々とか弾いた。ほんとに1週間後にはお客さんに聴かせられるんだろうか。

ちなみに写真は、大山。真ん中に小さく写っている。久々に全貌が見えた。運転しながら撮ったので、撮影サイズを大きくできなくて、なんだかよく分からない写真になってしまった。
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2007年02月25日

米子管弦楽団ゲネプロ

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たった3時間の練習なのにえらく疲れてしまった。
いよいよ米子管弦楽団定期演奏会の前日。
今回の会場は米子市文化ホールで、キャパは500から700の間くらいかな、米管の強力な金管が鳴り出すとえらいことになってしまう。明日のお客さんは大丈夫だろうかと真剣に心配してしまう。

松尾先生は今日はさらに絶好調で、テンポは揺らし放題。聴く方は楽しそうだが弾く方は合わせられなくてもう大変。未だに不安なところがいっぱいある。でもそういうところって集中力次第だから、練習で頑張っても仕方ないんだよね。本番でうまくいく保証もないけど。

細かいところはともかくトータルではなかなかの演奏なので、見に来られる予定の人はご心配なく。米子在住の方はぜひ文化ホールへ。
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2007年02月24日

レコード芸術200703

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今月のレコ芸は案外いい。

まず第1特集の「ラヴェル&ガーシュウィンとその時代」。
作曲家でありピアニストである野平一郎氏がラヴェルの作曲技法について語った項。「時計の魔術師というよりは寄木細工」「その音を書いただけではオーケストラはならない。その倍音が鳴っていて初めて基音がきちんと聴こえる」。なるほど!

ところで、ガーシュウィンがラヴェルに弟子入りを請うて「二流のラヴェルになるな」と言われた逸話、ストラヴィンスキーに弟子入りを請うて、年収を尋ねられて話したら「私が弟子入りしたいよ」と言われた逸話、いずれも作り話らしい。初めて知った!ほんとかね。

次に、準メルクルのインタビュー。シューマンの交響曲は、古典派のアプローチで捉えるべき、従って、第4番は第1稿で演奏したほうがよいという言葉。第1稿がいいかどうかはともかく、10月にシューマンのマンフレッドと4番を演奏する私たちには示唆的な言葉である。

そして、特捜プロジェクトの「カロル・シマノフスキ」。ショパン以後のポーランドで最高の作曲家である。
シマノフスキ・ファンを自認していたのに、彼の生涯についてこれまで知ることがなかった。何と不遇な晩年であったことか。酒、麻薬、失意、衰弱、そして結核による死。
今では幸いたくさんの録音で彼の作品を聴ける。私のお気に入りは「スターバト・マーテル」。ポーランドの演奏家のは、音程の取り方が面白くて、民謡風の微分音を使っているみたいだ。
ちなみに、彼の交響曲は4曲あって、2〜4番は複数の録音があるが、1番は未だにNaxosの1種類しかない。
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2007年02月23日

精神と原典

今日の話題はマンガ読まない人には全然つまらないかも。ごめんね。

大学生のころは立ち読みでずいぶんいろんなマンガ雑誌を読みつつ、ビッグコミック・スピリッツだけは買って読んでいた。
いつごろからかふとビッグコミック・オリジナルも読むようになり、以後欠かさずこの2誌は読んでいる。

大学生のころはなんとなくスピリッツは人気雑誌で、オリジナルは大人向けで発行部数も大人し目という印象があったのだが、最近両誌の発行部数を見て驚いた。
http://www.j-magazine.or.jp/data_001/index.htmlの左の「男性向けコミック誌」をクリックしてほしい。
部数算定期間−2005年9月1日〜2006年8月31日の積算のようだが、オリジナルはスピリッツの2倍の部数を販売している!しかも、スピリッツは毎週、オリジナルは月2回だから、年間の発行巻数はオリジナルが半分。
ということは、1回あたりの販売でオリジナルはスピリッツの4倍を売っているというわけだ。

最近、スピリッツは発売日に手に入れないときれいな(立ち読みされていない)ものを買うのが非常に難しくなっていたのだが、売り切れているのではなく、そもそも店にあまり多く置いてないのだ。対照的にオリジナルは、発売日の5日と20日には、どこの書店もコンビにも山積みなんである。
しかも、読者の年齢構成があまり変わらないのだ。
オリジナル http://www.j-magazine.or.jp/data_002/b_shoga_borig.html
スピリッツ http://www.j-magazine.or.jp/data_002/b_shoga_bsupi.html
いやまあ、全然違うが、ピークがまさに我々の年代。スピリッツは若者雑誌、オリジナルはおじさん雑誌と思っていたが意外。というより、我々の年代が学生のころからずるずると読み続けいているだけかもしれない。おそらくそれにより、読者のターゲットとして20歳と35歳の両方を見なければならなくなり、連載構成にひずみが生じてきているのだろう。

発行部数は、内容の濃さと微妙に正比例しているように感じる。オリジナルの連載には隙がない。が、スピリッツではすべてに満足しているわけではない。

なんというか、栄枯盛衰、盛者必衰。
タグ:日記
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2007年02月22日

過疎社会

鳥取大学の過疎地域社会経営科学研究発表会を見てきた。
http://www.tottori-u.ac.jp/contents/wnew_iv/ibento/070116kaso.htm

そもそも、工学部がこういうテーマに取り組むこと自体が面白い。社会学とか農学とかの領域だとばかり思っていた。
地域の、生活の課題を工学的なアプローチで解決すべく研究するということであり、非文系的アプローチが非常に興味深い。というか、旧来型のむらづくりに携わってきた人からは反発ありそうな感じ。
だって、過疎の集落の課題解決にQC運動(工場とかでやる品質改善運動ですね)とか取り入れるとか言ってるんですよ。

研究発表を聞いている中で、逆にそれが今最も必要なアプローチであるような気がしてきた。パターナイズとシミュレーションはあくまでも仮定法だが、うまくやればもやもやとしたギロンを経ることなく結論的なことが導き出せそうだ。
もっと私たちにそれ教えてください。
ただ、そこでやはり「仏作って魂入れず」みたいなことにならないように注意したいものだ。つまり、課題解決が目的なのに研究で止まってしまう、みたいな。
タグ:日記
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2007年02月21日

吉川経家

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訳あって、栗山浩介(日本海新聞主筆・編集局長の大久保弘氏の筆名)著の「久松戰記」を読んでいる。
羽柴秀吉が、兵糧攻めによって鳥取城を陥落させる一部始終を描いた小説。昭和26年に日本海新聞に連載されたものを昭和28年に1冊にまとめ、さらにそれを平成4年に復刊したもの。
広島(岩国市)に妻子を置いて単身赴任で、死を自覚しつつ鳥取に着任。35歳。同い年だよ。秀吉軍3万(!)と対峙し、最終的には降伏。自らの死を持って領民と兵士を助ける。
吉川経家のこの物語は、兵糧攻めの典型例として史実には名高かろうが、鳥取の人には十分に知られていないと思われる。

この「久松戰記」の面白いのは、トリックスター的にふるまう青貝海介という人物。おそらく著者の創作だろう。潔くも救いのない物語にある種の滑稽さを与えている。

ちなみにこれ、コンドラシン指揮のショスタコーヴィチの交響曲の11番から13番までを聴きながら読んだのだが、悲痛さ100%増しくらいになった。特に13番のやるせなさ。これについてはまた詳しく書きたい。

写真はまさにその久松山と鳥取城。たまたま今日の日中に撮った。手前の仁風閣(白いの)は今年で築100年。
タグ:日記
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2007年02月20日

また補助金の申請書類

10月の定期演奏会のための補助金の申請書類を作った。某銀行系の助成金。
たった3ページの書類なのに、なぜか2時間以上かかってしまった。ちょっと変わった様式で、WORDでどうやったら作れるかいろいろ考えてしまって。
今月末までにあともう1本作らなければいけない。

というわけで今日はくたびれたのでこれにて。
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2007年02月19日

米管1週間前練習

2月25日に米子市文化ホールで行われる米子管弦楽団の定期演奏会の、1週間前練習。
ちなみに曲は、
ワーグナー/マイスタージンガー
ビゼー/アルルの女第1組曲
ドヴォルジャーク/交響曲第8番
アンコール:XXXXXXXX/XXXXXXXX
指揮はいつもの松尾昌美先生。

今日の練習はアンコールから始まったんだっけな。私はこの曲3回目だと思うが、前より下手になったな。全然弾けない。まあ何とか感じはつかんだ。
ドヴォ8は、松尾先生と米管の初顔合わせの曲だったそうで、私もこれに乗っている。8年位前。そん時はあっさり爽やかだった記憶があるが、今回はねっとりこだわり派。コンセプトが分かればついていけるが、一人でついていってもしょうがないんだよなあ。ちょっとじれったいところあり。
マイスタージンガーもそう。これは松尾先生とだけで3回目かな。後期ロマン派のねっとり感はこれまでの比ではない。それでもなんだかんだ言っているうちに、オケもそれっぽくねっとりなってきた。後はも少し縦の線が揃うといいな。
今回個人的に最も危険なのがアルルの1組。2組はやったことがあるが、1組はどの曲も初めてで、なぜか難しい。調性の関係か、上手いフィンガリングが見つからない。それでも何度か弾いているうちに覚えてきた。でもチェロのどソリは怖いなあ。最後の最後にソリの部分だけちゃんとさらっておかねば。

昨日と今日の練習ですっかり右手が疲れた。肩こりから来る頭痛が出ねばよいが。

某オークションの顛末の覚書。
マッケラスとBBCフィルのマーラーの悲劇的は落札できず。落札価格はなんと5,260円。CD1枚にそんなに出せんよ。ちなみにジュリーニとフィルハーモニアのブラームス全集(国内盤)は3枚組みで11,100円。もっと有効な使い方ができそうな金額だ。←「あの葡萄は酸っぱいに違いない」みたいなせりふだ。
入れ替わりでドホナーニのブルックナーの3&8が出てきたので入札。これも3度ほど逃したことがある。まあダメ元で。
posted by tak at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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