2007年06月22日

鬱の音楽

herreweghe_brahms.JPG

久々に鬱である。3年ぶりくらいか。元来躁鬱が激しいのだが、しばらく躁状態であった。

鬱の時期に、鬱々と聴く音楽と言えば、やはり独身の星、ブラームスであろう。
ブルックナーもまた独身の星ではあるが、私にとって彼の音楽は日常でありすぎる。

ブラームスの中でもとっておきの鬱音楽、ドイツ・レクイエムを聴く。
演奏はフィリップ・ヘレヴェッヘの指揮のもの。彼の指揮で聴くこの曲は、あまりにも優しすぎ、慰められてしまい、鬱々とし切れないのが残念だ。

本当ならば鬱勃たるテンシュテットの演奏を聴くべきだったかも。ただ、あれは演奏時間が長いので、寝る時間が短くなってしまう。

鬱と言っても、風呂に入ってさっぱりしてビールを飲んだら半分くらい解消するようなものだから、たいしたものではないんだけどね。

そうそう、ドイツ・レクイエムは、ブラームスが今の私と同じ35歳のときの作品である。35歳にしてこの哀しみの音楽を書いてしまうのはさすがブラームスだ。これよりあとの音楽はほとんど達観の境地かも。


Johannes Brahms
Ein deutsches Requiem op.45

Christiane Oelze, soprano
Gerald Finley, baryton

La Chapelle Royale
Collegium Vocale
Orchestre des Champs Elysées

Philippe Herreweghe

1996.6.8-9, Auditorium Igor Stravinski de Montreux


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