2008年07月30日

ホルスト・シュタイン先生の思い出

horststein1.JPG horststein2.JPG

齢80、ホルスト・シュタイン先生が亡くなった。私にとって真のアイドルの一人だった(あとの二人はギュンター・ヴァントとクルト・ザンデルリンク)。
最初に知ったのがこのブログ。
http://blog.livedoor.jp/haydnphil/archives/51450300.html
月曜日につらいことがあって落ち込んでいたのが、目が覚めてしまった。

シュタイン先生のキャリアの終盤近くのころに東京に住んでいたおかげで、オランダ人とか、ブルックナーの7番とか、N響とのいくつかの名演にライブで接することができた。
N響機関紙のフィルハーモニーに鶴我裕子さんが書かれていたエッセイのエピソードが面白かった。1992年くらいだったか、ヘルマン・プライが独唱でシューベルトの歌曲のオーケストラ編曲版を演奏する時の事。リハーサルでシュタイン先生が、「ピアニッッッシモ!!!」とオケに対して何度も何度も要求するけどオケは実行できない。シュタイン先生はいつものとおりカンカンに怒ってしまって、楽屋に引き込もってしまい、オケのメンバーとプライ氏は取り残された。それをプライ氏がなだめすかしてリハーサルにつれ戻したそうだ。この演奏会も私は見ることができた。アンコールのブリテン編曲の「鱒」が絶品だった。プライ氏も今はない。

もうひとつ、バンベルク響と来日した1998年のブラームス・チクルス。ラドゥ・ルプーの独奏でブラームスのピアノ協奏曲の第1番を聴くことができたのだが、このとき初めて本心から音楽に涙した。何でこんなに涙が出るのだろうと不思議に思うくらい。本当に美しい演奏で、ひとつひとつのパッセージに心象風景が乗り移ったようで、魂の深遠を覗き込む思いがしたものだ。数席前で外国人のおばさんがハンカチでしきりに涙をぬぐっていると思ったら、マリア=ジョアン・ピレシュだった。終わった後もぼろぼろ泣いていた。

この文章はシュタイン先生のキャリアの最初期、1959年録音のハチャトリアンの仮面舞踏会とガイーヌを聴きながら書いている。オーケストラはベルリン放送交響楽団とあるが、西のか東のかよく分からない。31歳の俊英の、きびきびとしつつも分厚い音響に圧倒される。
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2008年07月20日

合宿

20080719165904.jpg鳥取ジュニアオーケストラ合宿でニュー砂丘荘に逗留中。
練習会場からは砂丘がよく見える。
ヘリコプターが飛んでいたが、砂丘沖で泳いで30人くらい離岸流で流された人を救助してたらしい。
写真はボケてて何も分かりませんがね。
posted by tak at 01:17| Comment(5) | TrackBack(0) | 音楽的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

ロイヤル・インド・レストラン

鳥取市内には今、インド料理の専門店が2つある。富安の「ロイヤル・インド・レストラン」と、緑ヶ丘(南安長の方)の「ロイヤル・インディア・ハリ」。どちらも全国チェーン店らしい。

このたび行ったのは、富安のロイヤル・インド・レストラン。http://www.royalindia.jp/
リーズナブルなセットもあるんだが、あえて単品をコース風にして注文する。
・スープ×2(エスニックな酸味と苦味ですいすい飲める)
・グリーンサラダ(ドレッシングが甘くて美味しい)
・タンドリーチキン(干からび気味)
・焼いたえび(これも干からび気味)
・チキンマサラカレー(普通のカレーっぽい美味さ)
・ライスL(多かった)
・ミックスシーフードカレー(甘辛。辛いかぼちゃポタージュみたい)
・ナンM(甘い。ふわふわ。かなりでかい)
・ラッシー(美味い)
・イチゴラッシー

二人でこれだと量は多め。これだけ食べて5600円くらいだったが、さすがに食べ過ぎた。ライスをMにして、ナンは二人ではんぶんこしてもいいくらい。味にチェーン店っぽさを感じさせるところがある。でも、ふわふわのナンとか、さすがと思わせるところもある。
今度来るときはサラダとカレーとナンだけでもいいかなあ。
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2008年07月16日

猫の音楽

猫の子守唄(http://www.classicajapan.com/wn/2008/07/160256.html)で悩んでらっしゃるiioさんのために。
ロッシーニの「猫の二重唱」があるじゃないですか。ミャーオミャーオと鳴きまくるあるの奇曲。
これ聴いたらとても眠るどころじゃないですが。
posted by tak at 09:21| Comment(1) | TrackBack(0) | 音楽的思索 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月14日

あんどーなつ

andonuts.JPG

このシーズンになって急にドラマをあれこれ見始めていますが、「モンスターペアレント」と「Tomorrow」は2回分が済み、「あんどーなつ」は1回目が済んだところです。
モンスターペアレントとTomorrowは、ドラマ的には面白いけど、ドラマ的類型化によって元のテーマが有する問題を矮小化している気配があって、早くもちょっと残念気味。
あんどーなつは、原作のマンガがノホホンとしつつウルッと来るお話なので、ドラマもその路線で問題なし。
原作はビッグコミックオリジナルの雑誌の連載で読んでいたんですが、さすがに最初の頃がどうだったかうろ覚えなので、ついに単行本を1巻と2巻買っちゃいました。原作の方がすんなりと素朴な展開で、しかもウルッと来る度合いが多すぎ。涙腺緩みます。
7巻まで出てるんですが、ついこないだ「本は買わない」なんて宣言したのに、全部買っちゃうのも時間の問題だなあ。
posted by tak at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月09日

てしお

ずいぶんと久しぶりに「てしお」でごはんを食べた。

おまかせ会席コース3000円と、今年初めての「岩がき」をいただく。
会席コースはざっとこんなメニュー。
・えんどう豆の冷製スープ(しょうゆ味?)
・もずく(こりこりと太くて食べ応えあり)
・お造り(アジと白いか、付け合せにミョウガ)
・青長トウガラシの辛いのの炊いたもの(さっぱりとうまい)
・巻き寿司(カッパと梅しそ、原価安くも美味し)
・苦瓜のかき揚(紅しょうがと一緒に揚げてあってすっぱ苦い)
・さわらの西京焼き(でかい)
・そば
・グレープフルーツのシャーベット(にがすっぱうまい)
量的には少なめだが、おなかいっぱいの同行人からそばを半分もらったりしたので、ちょうどいい具合に。
岩がきは、あまりに新鮮で癖がなさすぎ、ある意味物足りない。でも、やはり食べたら幸せ。日本海側の特権かな。
ラベル:ごはん
posted by tak at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 美味し店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月07日

ドラマの感想

更新:リンクを1箇所貼り付けました。

Tomorrowを見た。TBS日曜夜9時。家にいたのでリアルタイムでも見れるのだが、リアルタイムで見たのはN響アワー。尾高忠明のエルガーの交響曲第1番の第1楽章は名演。アントニオ・メネゼスのエルガーのチェロ協奏曲も素晴らしい。

さて本題。
赤字の、というより、医師がいなくて破綻しかけている地方の病院のお話。主役は元医師の今は市役所職員の竹野内豊。
病院のやばさについては実は実感がなくて申し訳ないんですが、私がいつも読んでいるお医者さんが書いているブログ(レジデント初期研修用資料 http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/)で見る限り、日本のあちこちで現実に起こっていることのようですね。
破綻を回避のためにコンサルタントみたいなお医者さんを呼んだりするのはまあいいんですが、看護婦や8年もブランクのある元医師が医療行為をしちゃうのはどうなんでしょうか。ドラマだからいいんだとかいうことでは許せないような問題のような。

それはともかく、市民のための医療VS経営のための医療、スーパースターの医療行為VS誰でもできる標準的医療行為、というような、医療には重要な論点があるようで、でもそれを解決するためにはやはりスーパースターが必要だろうとか、そういったことも含めて、医療の破綻への「処方箋」を何かしら例示してくれるんじゃないかという期待もあり、今後が楽しみ。
ラベル:日記
posted by tak at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月04日

梅乃井

夏だし、鰻を食べようということで、梅乃井で晩御飯。職場の飲み会ではしょっちゅう使うが、飲まないで食べるのは初めて。
念のため席だけ予約。カウンター席。コースは予約、うな重なら予約なしでもOKということで、料理は予約せず。

行ってみたら、やはりコースが食べてみたいということに。3675〜10500円という幅広い価格帯でやっていただけるようだが、いちばん安い3675円コースをお願いした。幸い予約してなくても大丈夫とのこと。

安くても品数はすごく多い。完食しておなかパンパンである。そして、美味しかった。
デザートはクーポンを持っていったから出してもらえたのかも。

つきだし(からし味の和え物)
お造り
キンメダイ?のかまと亀の手の炊き合わせ
なんとかとそばの揚げ物
茶碗蒸し
ふぐ?の陶板焼き
マグロの山かけ
茶碗蒸しおこわ入り
うな丼
デザート(抹茶ムースとバニラアイス)

料理の中でびっくりしたのが「亀の手」。本当に亀の手そっくりで、本当の亀の手かと思ったらフジツボみたいなものだそうだ。
http://www.fromages2002.com/delices_site/archives/cat26/index.html
上記サイトにうまく写っている写真がある。ちょっとグロいので注意!これがなんと鳥取産。鳥取に限らずどこでもあるそうですが。
ぱっと見はどこに食べるところがあるんだろうという感じなんだが、爪みたいなのをむしるとちゃんと身があって、あっさりとうまい。
もっとびっくりは、同行人は亀の手をちゃんと知っていたこと。あなどれない。
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2008年07月02日

ドラマを見る

「結婚できない女」「のだめカンタービレ」以来、テレビドラマを見ていなかったのだが、今週立て続けに興味深いドラマが始まるので、録画してみることにした。
火曜22時フジテレビの「モンスターペアレント」と日曜21時TBSの「Tomorrow」。前者は市の教育委員会、後者は市立病院がテーマらしい。つまり市役所関係。それぞれ米倉涼子とか、竹野内豊とか、有名俳優が出演している。うーん、いつの間にか市行政が注目されるようになっていたのか?

というわけで、まずは「モンスターペアレント」第1回。典型的(?)モンスターペアレントが戯画的に描かれる。面白い。いやいや、これが現実なら(そして現実らしいが)面白がってちゃいけないような、身につまされる話。というか、現実から逃げずに人間社会とどう折り合いを付けていくか、いろいろ考えさせられる。ただ、どうもドラマの駆動のさせ方には違和感がある。

しかしまあ、巨大市役所とぼろい別館、仕事してなさそうな職員や妙にぴりぴりした職員、市役所も見事に典型的(?)に描かれているなあ。
ラベル:日記
posted by tak at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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