モーツァルトのフルート四重奏曲とブラームスのクラリネット五重奏曲、上萬雅洋作曲の箏とフルートと弦楽四重奏のための「貝殻節」。
最初は体が動かなくてどうなることかと思ったが、体が温まってきたらそれらしく弾けるようになって、アンサンブルもさまになり、とりあえずは一安心。
少年少女合唱団のカルテット出演分も練習しなきゃいけないが、ジブリ関係という縛りがあって、新曲の楽譜を買わねばならぬようだ。
午後からは、樗谿公園にて、やまびこ館主催の伊勢大神楽の取材。寒くて雨が時折ぱらつく中にもかかわらず、素晴らしい演技で、お客さんもほとんど立ち去ることなく、獅子舞とかジャグリングとか、1時間半の公演に見入っていた。
漫才のような掛け合いもあったりして、笑いたびたびも起こり、本当に面白かった。伊勢大神楽も一時期は演じる人が少なくなって、今回の加藤菊太夫組も2,3人になった時期があったそうだが、今日は8人くらいで、若い人もたくさんおられて、とても元気があった。
家に帰って、昨日予約録画しておいたNHK-FMのルツェルン音楽祭公演の室内楽を聴く。ブラームスのチェロソナタ第1番、シューマンのピアノ五重奏曲など。素晴らしい演奏。
夜はリアルタイムでNHK-FMのルツェルン音楽祭公演のフランツ=ヴェルザー・メストとクリーブランド管弦楽団の公演を聴く。前プロ中プロと、メインの新世界の3楽章までは印象が薄いが、4楽章だけは異様に表現意欲の強い面白い演奏。こってりというんじゃなくて、まっさらな音楽をダイナミクスの変化だけで聴かせるという感じ。ジャンとなったあとの最後の伸ばしが異様に長くてドキドキする。
さらにその後は、買っておいたDVDで、ヴェルディの「マクベス」を見る。フランツ=ヴェルザー・メストとチューリッヒ・オペラ。演出はデイヴィッド・パウントニー。これまた素晴らしい公演だった。
そういえば、群発頭痛は治まったようだ。ここ2週間くらいは薬のおかげか、単に頭痛が治まったのか、ほとんど頭痛がなかった。2日前から薬を飲むのをやめたが、もう大丈夫なようだ。
普段と比べたら期間が相当に短い。それはありがたいことなのだが、ひょっとして群発頭痛は「若い」男性に多い頭痛であり、私が若くなくなったから頭痛も治まったのかも、なんて考えてしまって、ちょっと寂しい気がしてます。