2009年02月19日

CHANDOS30_07 6ナイジェル・ケネディのエルガー

CHANDOS30_07_06kennedyelgar.JPG

CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第7回。6枚目の、ナイジェル・ケネディが演奏した、エルガーのヴァイオリン・ソナタを中心としたヴァイオリン曲集。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208380

奇矯な風体だが、ケネディのエルガーは絶品!この演奏で初めてエルガーのヴァイオリン・ソナタを聴いたのだが、初めてがこの演奏であったのは幸運であったかもしれない。まるでブラームスのようなねっとりとしたこの曲を、きちんとねっとりと演奏し、しかもエルガーに欠くべからざる「気品」を表現し得ている。
「ファースト・ポジションで弾くとても易しい旋律的な練習曲」は、本当にファースト・ヴァイオリンだけでこんなに音楽的な音楽が作れるのかと思うくらいエルガーの音楽も素晴らしいし、それを美しく表現できるケネディも素晴らしい。ちゃらちゃらした活動はおいといて、もっとちゃんといろいろ弾いてくださいよ、ケネディさん。
「愛の喜び」は、エルガー自身が編曲したチェロ付きの版で演奏しているのが面白い。

ところで、一緒に写しているのは、エルガーの交響曲第3番。なんで2枚あるかというと、右の、写真が裏焼きの方は、アンソニー・ペイン氏が補筆完成過程を語っているものなのである。実は、左側の初の補筆完成版を買おうと思って間違えて右のを買ってしまったのだ。英語で語るペイン氏の声と、2段譜のスケッチをヴァイオリンとピアノ、あるいはピアノ、そして補筆完成版のフル・オーケストラによる演奏の「断片」を収録している。
何の関係があるかというと、ここで収録されているヴァイオリンとピアノによる演奏は、編成的にも作曲年代的にも、ヴァイオリン・ソナタと共通なのである。なのに、まるでソナタっぽく聴こえない。交響曲の「図体」に見合った楽想とソナタの繊細さに見合った楽想は、やはり違うということだ。

1984年は中学校1年生。国府中学校では「部活」と「クラブ」とあって、両方とも部活並みの活動をしていた。小学校以来やっていた剣道を「部活」に、兄がやっていた吹奏楽を「クラブ」に選んで、並行して活動していた。今考えると「クラブ」の意味がよく分からん。まあ、おかげで今に至るまで音楽を趣味に活動することができてるのだが。

バックナンバーはこちらから。
http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD17
Sir Edward Elgar (1857-1934)
Salut d'Amour, op.12
violoncello: Steven Isserlis
Mot d'Amour, op.13 No.1
In Moonlight 'Canto popolare' from In the South, op.50
Sospiri, op.70
Chanson de Nuit, op.15 No.1
Chanson de Matin, op.15 No.2
Very Easy Melodious Exercises in the First Position, op.22
Sonata for Violin and Piano in E minor, op.82
violin: Nigel Kennedy
piano: Peter Pettinger
1984.1.6,7 Church of St. George the Martyr. , London
CHAN8380


ラベル:CHANDOS CHANDOS30
posted by tak at 00:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 買ったCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。