2009年02月22日

鳥取市響練習

21日は鳥取市交響楽団の練習。
今回は、前回できなかったエグモントと、ブラームスの2,3,4楽章、1楽章の再現部前まで。

ブラームスの交響曲第3番は難しい、アマチュア・オケではやらないほうがいい、とよく聴くが、今日はその理由がよく分かった。1番と2番はよくやるし、4番は誰でも好きな曲だからよく聴いて曲を知っている。しかし、3番はほとんどのオケでやらないから弾いたこともないし、曲もジミだから聴いたこともない、あるいは聴いてもよく覚えていない、さらに聴いたとしても耳で聞く譜割りと実際の楽譜上の譜割りが1拍ずれていたり、メロディも不思議な位置に臨時記号が付いていたり、フィンガリング的にとりにくい音だったり、とにかく障害が多い。
1楽章はむしろみんなの譜割りが大変だから、誰かが迷惑をかけるわけではなく、みんなが均等に困るのでよいのだが、2楽章はメロディにからむシンコペーションのパートが簡単に音楽を壊すし、3楽章は伴奏のパートが音楽を汚す。4楽章は大事なメロディが実はそんなに簡単ではなく、しかもその大事さは曲に入れ込んでいる人でなければ大事と思えない「鬱勃」としたメロディなので、パッションがうまく宿らない。自分の音符が、メロディと対旋律とリズムのいずれに属するか判別しにくく、それらしい役割を演じられない。
とにかく、やればやるほど気まずくなる音楽だったのだ。これは避けたがるのがよく分かる。
でもでも、今日の私の拙い指導でも、やればやるだけ音に張りが出てきた。そうなると本当にいい曲であるのがよく分かる。おそらく最大の難関は4楽章のコーダだろう。息の長いコラールが、ちゃんと大きな音楽として作れるか。伴奏の弦のウネウネした音が、きちんとコラールを邪魔せず、かつ音楽的にウネることができるか。ウネウネのパートの人はちゃんとCDを聴いて勉強しておいてほしい。

今回の定期演奏会のプログラムでシベコンとブラ3を組み合わせたのはたまたまだが、この2曲は、テンポの遅い6拍子であり、それを3+3に分割したり2+2+2に分割したり、あるいはヘミオラを使ったり、そういうリズムの扱いで非常に共通点が多い。練習の中でそういうことを奏者が気付いて演奏してくれると嬉しいなあ。


posted by tak at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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