2009年04月08日

旅行の準備6

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ベルリン音楽三昧旅行の準備の第6回。

4月23日の、ベルリン・フィル定期公演の前半の曲目。
http://www.berliner-philharmoniker.de/konzerte/kalender/programmdetails/konzert/6592/termin/2009-04-23-20-00/
J.S.バッハ(A.シェーンベルクによるオーケストラ編曲版) コラール前奏曲「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV667
J.S.バッハ(A.シェーンベルクによるオーケストラ編曲版) コラール前奏曲「装いせよ、おおわが魂よ」BWV654
R.ワーグナー ジークフリート牧歌

後半のベルント・アロイス・ツィンマーマンの曲とあわせて、ドイツ・オーストリアのクラシック音楽を壮大に俯瞰するプログラムになっている。
仕掛け人は当然、指揮を担当する、自身が作曲家でもあるペーテル・エトヴェシュであろう。

最初に、単純に「ドイツ・オーストリアのクラシック音楽を壮大に俯瞰する」なんて書いたが、そんな緩い意図で組まれたプログラムではなかろう。
ベルント・アロイス・ツィンマーマンにとって、当然バッハは重要な作曲家であり、自作の「ユビュ王の晩餐のための音楽」でも引用している。さらにシェーンベルクが編曲したこのコラールは、メンデルスゾーンやシューマンが愛し、ブラームスも自作に引用した曲とのこと。
http://brahmsop123.air-nifty.com/sonata/2008/08/post_6a3c.html
ドイツ的に由緒正しいのである。

そして、ワーグナー。ベルント・アロイス・ツィンマーマンは、「ユビュ王の晩餐のための音楽」では「ワルキューレの騎行」と「ジークフリート(あるいはジークフリート牧歌?)」を、「ある若い詩人のためのレクイエム」では「イゾルデの愛の死」を引用しており、当然ながら関係が深い作曲家である。しかしなぜトリスタンではなく「ジークフリート牧歌」?これは今の段階ではさっぱり分からない。
当日は20時開演だが、19時からレクチャーがあるようだ。ドイツ語なら(英語でも)理解できないかもしれないが、とりあえず聴いてみよう。

ところで、バッハの1曲目は、BWV631という表記が多いが、今回のプログラムではBWV667となっている。どういうことだろうと思って調べてみたら、同じコラールを基にした曲が二つあり、BWV631は短く、BWV667はそれをより発展させた長い曲である。シェーンベルクが編曲したのは長い曲の方。
http://jsbach.blog68.fc2.com/blog-date-20060801.html
http://jsbach.blog68.fc2.com/blog-date-20060603.html
おそらく、シェーンベルク自身が編曲の際に番号を取り違えたか、当時のバッハの作品目録に取り違えがあったかだろう。

なぜかこのオーケストラ編曲版の録音を持っている。「バッハの管弦楽編曲版のまとまったものがほしいなあ」と思っていたときにちょうどこの往年の名指揮者による録音集が出たので、まあなんとなく入手しておいたのだ。
これらの曲の演奏は、指揮がヤッシャ・ホーレンシュタイン、オケは、偶然にも今回聴くのと同じベルリン・フィル。1929年録音、というとびっくりするが、同じ演奏者によるブルックナーの7番はさらに1年前の1928年に録音されているのである。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1239383

バックナンバー
http://takmusik.seesaa.net/tag/BeRLiN


ラベル:B.A.Zinmmermann BeRLiN
posted by tak at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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