2009年10月24日

初イ・ムジチ

イ・ムジチと言えば、おそらく世界一有名な弦楽合奏団であろうが、私は今回初めて生で聴いた。10/23、米子市公会堂。
温厚・優雅を予想していたら、全然違って、俊敏・パワフル。見事なまでにスリリングな、素晴らしい演奏の数々であった。

オール・ヴィヴァルディ・プログラムと銘打っているが、ハンパじゃない。

・シンフォニア ト長調RV149
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV208「グロッソ・モグール」
・2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調RV522
・2つのチェロのための協奏曲ト短調RV531
・ヴァイオリン協奏曲イ長調RV335「かっこう」
・協奏曲ニ短調RV127
―休憩―
・ヴァイオリン協奏曲集「四季」

前半だけで18楽章分、後半だけで12楽章分、全部ヴィヴァルディ。四季以外知らない曲なので、飽きるかと思ったが、曲自体もアイデア豊富で、演奏もスリリング。息をつく暇もないくらいの2時間。
さらにアンコールが4曲。
・ヴィヴァルディ 弦楽のための協奏曲RV151「アラ・ルスティカ」
・山田耕筰 赤とんぼ
・ロッシーニ ボレロ
・ヴィヴァルディ 弦楽のための協奏曲RV163「コンカ」よりアレグロ

すべて、一切手抜きなし。むしろ、お客さんのマナーがよく、楽章感の拍手もなし、演奏開始前はすごい静寂(そうでない曲もあったが)で、演奏もノリノリであった。

優雅でも温厚でもないイ・ムジチのイ・ムジチらしさはなんだろうかとずっと考えていたのだが、車メーカーのランチアみたいなものだろうか。フィアットのように羽目を外すわけには行かないし、フェラーリのように飛びぬけることもできない。「品」こそがアイデンティティ、のような。

素晴らしいひと時であった。


posted by tak at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 聴いた音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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