4/17
午後の便で出発。快晴で快適な飛行。
まずはホテルにチェックイン。今回の宿は、ちょっと豪勢に、紀尾井町のホテル・ニューオータニ。でかい。
あまり時間がないので、荷物を置いてすぐに大学に。
かれこれ10年ぶりくらいになるかもしれないが、あちこち近代的なビルが建っていて、今浦島状態。
パーティーがあったのも、農学部内にできている、こじゃれたレストラン。
立食パーティーで、卒業生120人のうち60人が集まるという大盛況。同級生が1人だけ来ていて、いろいろ情報交換した。2次会は、その2回にあるこれまたこじゃれたバー。知らない人ばかりではあったけどいろいろお話させていただいて面白かった。なんか調子のいいことばっかりいって、きちんと叩きのめされてしまって、それがまたうれしかった。そういうことは最近ないもので(笑)。
4/18
朝食後、ニューオータニの中の庭園。庭に滝があるのもすごいが、猫がうろうろしているのがすごい。居心地いいんでしょう。
また、ホテルの中に美術館まである。開館まで間があり、半蔵門線に乗って押上まで行って、東京スカイツリーを見てきた。すでに東京タワーを超えているということだが、大きく作るものの半分だけだからか、小さく見える。
すぐまたホテルにとって返して、美術館見学。安田靫彦(ゆきひこ)展。
http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/201003_yasuda/index.html
日本画の大家らしい。スケッチも多く展示されていて、コンサートのリハーサルを見るような面白さがあった。
昼食は、大学のサークルの友達と。9年ぶりだが、ネットで情報はお互いに出し合っているので、そんなに会ってないという気がしないというのも今の時代らしい。彼のおすすめの、根津の美味しいうどん屋で。絶品!そのあとは近くのカフェでコーヒー。2時間半にわたって語り合い、お互い見事にクラシック・オタク的に負の進化を遂げているのがよく分かった(笑)。曰く、置くところがないし、欲しい物もないので、CDはほとんど買わなくなった、と。
その後は、オープン間もない三菱一号館美術館。丸の内のビジネス街に、人が群れていてびっくりした。美術館には行列はできていたけどすんなりとは入れた。マネ展。中はさすがに人が多くて、駆け足で見た。ちゃんとした油絵も素晴らしいが、情景のスケッチが躍動感ありまくりで素晴らしかった。画集は2500円と高いが、つい買ってしまう。
http://mimt.jp/manet/
この美術館、なんだかにぎやかだなあと思ったら、床が木で、ハイヒールのかかとがカンカン騒がしいのだ。でもおかげでおしゃべりしやすいようで、「しゃべってはいけません!」みたいな変な緊張感が無くてとてもよい。音楽と違って、騒がしくても私は苦にならない。
もうくたびれたし、買うものもないので楽譜屋にもCD屋にも寄らず、さっさと空港に行って、帰鳥。充実の2日。しかしまあ、地下鉄路線図はさらに複雑化してて、乗り換えを考えるのにえらい苦労しました。
ラベル:日記