2009年04月11日

旅行の準備8

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いよいよ佳境に入る(?)、ベルリン音楽三昧旅行の準備の第8回。
ベルント・アロイス・ツィンマーマン研究第2回。

「ライン地方の見本市会場の踊り」
1950年作曲、1962年オーケストラ用に編曲。
5つの楽章に分かれているが、全体でもわずか5分半の短い音楽。田舎舞曲「のようなもの」を借りて、ふざけ気味の音楽に仕立てられている。最後の和音は16世紀の舞曲とかを持ってきたみたいに終わる。解説では「ツィンマーマンのユーモアとコメディのセンスが現れている」なんて書かれているが、悪ふざけではなかろうか。
私が持っているのは、インゴ・メッツマッハーがハンブルク州立歌劇場の音楽監督時代に、大晦日コンサートとして毎年行っていた「20世紀音楽なんて怖くない」シリーズの3回目。ちょい老け気味のオケをブンブン煽り立てるメッツマッハーがすごい。

トランペット協奏曲「誰も知らない私の悩み」
1954年、北西ドイツ放送からの委嘱作品。全編ジャズ。なんだけど、くそまじめなのでジャズに聴こえない。その居心地の悪さがある意味快感である。
これはCDを持っておらず、友人から借りたもの。指揮はミヒャエル・ギーレン、オケは南西ドイツ放送交響楽団、トランペットはホーカン・ハーデンベルガー。他に、ハインリッヒ・シフ独奏のチェロ協奏曲が2曲と、ハインツ・ホリガー独奏のオーボエ協奏曲。どれもこれもスーパースターばかりのソロで、ベルント・アロイス・ツィンマーマンの音楽が楽々演奏されているのが驚異的である。

この時代のベルント・アロイス・ツィンマーマンの音楽は、第1回で紹介した普通のゲンダイオンガクと並行して、借り物音楽的なものを書いている。クラシック、あるいはゲンダイオンガクと言うフォーマットからの離脱を試みている、あるいは、ほかのジャンルとクラシックの並立を表現しようとしているようだ。この後、この考え方はさらに拡張されることになる。

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ラベル:B.A.Zinmmermann BeRLiN
posted by tak at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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