2009年07月02日

クルタークの亡霊

kurtags_ghost.JPG

ピアノによる2枚組みのCD。

ギョーム・ド・マショーに始まる7世紀に渡る「クラシック」音楽と、それらをジェルジ・クルタークがオマージュ、あるいは追憶、さらには形式の借用として作曲した作品を併置することで、それぞれの作曲家の根幹に流れる嗜好、あるいは志向、あるいは指向のようなものを「亡霊」のごとく浮かび上がらせる。まずは、クルタークの音楽の素晴らしさに、それにも増してピアニストのマリーノ・フォルメンティのコンセプトとプログラミングに脱帽。短いものでは9秒(3曲ある)、長いものでも5分半と、超小曲ぞろいだが、短さゆえにコンセプトが際立つ。
ORF(オーストリア放送協会)との共同制作。

なお、クルタークの作品以外に登場する作曲家は、以下のとおり。

J.S.バッハ(1曲)
ベラ・バルトーク(3曲)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1曲、9秒!)
ピエール・ブーレーズ(2曲)
フレデリック・ショパン(1曲)
ヨーゼフ・ハイドン(1曲)
レオシュ・ヤナーチェク(1曲)
ジェルジ・リゲティ(2曲)
フランツ・リスト(2曲)
ギョーム・ド・マショー(2曲)
オリヴィエ・メシアン(1曲)
モデスト・ムソルグスキー(2曲)
ヘンリー・パーセル(1曲)
ドメニコ・スカルラッティ(2曲)
フランツ・シューベルト(2曲)
ロベルト・シューマン(6曲)
カールハインツ・シュトックハウゼン(1曲)

ちなみにまだクルタークさんは生きてます。だから、クルタークさんが亡霊になったというじゃないんですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B8

Kurtag's Ghosts
Marino Formenti, piano

2008.07, Großer Sendesaal, Funkhaus Wien
KAILOS 0012902KAI


ラベル:クルターク
posted by tak at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 買ったCD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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