全集魔、ネーメ・ヤルヴィが、また一つ交響曲全集を完成させた!
2004年に最初の「悲愴」が発売されてから足掛け6年。曲の完成度と演奏の完成度が比例するような気もするが、ともかく快挙である。本当はこの勢いでマンフレッド交響曲も録音してほしいが、我が家にはFM録音の音源があるので、まあどちらでもよい。
各ディスクの曲をまとめておく。
ネーメ・ヤルヴィ指揮
エーテボリ交響楽団
BIS-SACD-1348(2004年6月16日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/1851973
交響曲第6番「悲愴」Op.74(録音:2004.1.23-24)
フランチェスカ・ダ・リミニOp.32(録音:2003.9.1)
BIS-SACD-1398(2004年9月16日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/1815162
交響曲第1番「冬の日の幻想」Op.13(録音:2002.6.17-18)
「雪娘」Op.12(録音:2002.12.5-6)
ロメオとジュリエット(録音:2003.8.22)
BIS-SACD-1408(2005年3月19日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/1095836
交響曲第5番Op.64(録音:2004.8.16-17)
地方長官Op.78(録音:2002.12.5)
イタリア奇想曲Op.45(録音:2002.6.18)
BIS-SACD-1418(2006年7月28日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/1269849
交響曲第2番「小ロシア」Op.17(録音:2004.12)
序曲ヘ長調(録音:2004.8)
デンマーク国歌による祝典序曲Op.15(録音:2004.8)
序曲「嵐」Op.76(録音:2004.8)
BIS-SACD-1458(2008年6月10日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/2722218
交響曲第4番Op.36(録音:2003.5)
弦楽セレナードOp.48(録音:2005.5)
I.V.サマーリンの追悼のための悲歌(録音:2004.8)
BIS-SACD-1468(2009年6月30日発売)http://www.hmv.co.jp/product/detail/3614246
交響曲第3番「ポーランド」Op.29(録音:2005.3)
歌劇「地方長官」Op.3から間奏曲と侍女の踊り(録音:2004.8)
「偽ドミートリーとワシリー・シュイスキー」から序奏、マズルカ(録音:2004.8)
ニコライ・ルビンシテインの命名日のためのセレナード(録音:2004.8)
歌劇「エフゲニー・オネーギン」Op.24から序奏、ワルツ、ポロネーズ(録音:2002.12)
気付かれただろうか、ディスクの型番の末尾の数字がすべて「8」!レーベルが密かに仕組んだ遊びに違いない。
今回まとめてみて初めて気が付いたが、録音はずいぶん前に済んでいて、発売にずいぶん時間をかけている。購買意欲をコントロールされていたんだろうか(笑)。
ちなみに、ネーメ・ヤルヴィが完成させた交響曲全集は、ざっくり見た感じで以下のとおり。
ドミトリ・ショスタコーヴィチ(15曲)+協奏曲4曲+歌曲集
トゥービン(10曲)
ドヴォルザーク(9曲)
グラズノフ(8曲)
ゲーゼ(8曲)
シベリウス(7曲)(2回)+クレルヴォ+管弦楽曲
セルゲイ・プロコフィエフ(7曲)
カール・ニールセン(6曲)
マルティヌー(6曲)
チャイコフスキー(6曲)
アルヴェーン(5曲)
ブラームス(4曲)+弦楽四重奏曲第1番シェーンベルク編曲版
ベルワルド(4曲)
フランツ・シュミット(4曲)
リムスキー=コルサコフ(3曲)+シェーラザード
アルヴォ・ペルト(3曲)
フィビヒ(3曲)
ボロディン(3曲)
シテインベルク(2曲)
ステンハンマル(2曲)(2回)
バーバー(2曲)
カリンニコフ(2曲)
スヴェンセン(2曲)
全集にはなっていないが交響曲を録音したのは、マーラー(6曲)、ブルックナー(1曲)、オネゲル(2曲)、スクリャービン(3曲)、シューベルト(4曲)、ラフマニノフ(1曲)など。
ネーメ・ヤルヴィの「マンフレッド交響曲」のFM音源をお持ちとのことですが、私もその演奏は聴いたことがあるのですが、第4楽章のリピートのある演奏でしょうか??