2006年06月07日

プレートルとボストン響

pretre_berlioz.JPG

Berlioz
Symphonie Fantastique
Georges Pretre
Boston Symphony Orchestra
Recorded in 1969

この演奏には、プレートルの「大いなる物語」と、オーケストラの「安堵」を感じる。

「大いなる物語」、そうまるでひとつの長いオペラのような、ゆったりとしたドラマを感じるのだ。
これは、プレートルのオペラ指揮者としての音楽観が関係しているのだろう。

また、「安堵」とは、前の音楽監督のジェットコースター的音楽観(カップリングのローマの謝肉祭と「海賊」に感じられる)からくるせわしなさや、当事の音楽監督の厳格さから解き放たれ、オケとしての自発性を許された意識から来るのではないだろうか。
2楽章の後半や3楽章の後半でオケの気分が自然に高揚するのが分かる。

派手な演奏ではないので、万人に薦められないが、名演である。


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