2006年08月01日

マッケラスと夭逝の天才

mackerras_arriaga.JPG

いずれも夭逝の天才と称されるアリアーガとヴォルジージェクの交響曲を1曲ずつ収めたCD。
モーツァルトとベートーヴェンの交響曲全集、ハイドンの交響曲集を録音しているマッケラスだから、時代的にも得意分野なのだろう、その音楽の天才性を満喫しつつ切れ味のよい音楽を作っている。
とはいいつつも、ベートーヴェンやブラームスみたいな「きりきり舞い」な感じはなくて、ゆるいというか優雅というか、ゆとりのある演奏だ。アンサンブルは完璧。

しかし、これらの曲を聴く前は「天才といってもどれほどのもんかね」なんて思ってたものだが、聴けばやはり天才性は一目いや一聴瞭然。
私がこれまでに聴いた瞬間に「ああ天才だなあ」と思った曲はブリテンの「ピーター・グライムズ」とかショスタコーヴィチのいくつかの曲(というかたいていの曲)とかハンス・ロットの交響曲など、20世紀前後の曲がほとんどだ。
古典派の時代にその独自性を発揮できる作曲家というのは本当に稀だと思う。
聴くたびに顔がほころぶような気持ちよい音楽だ。

ところで、スペイン語の「ó」、入力の仕方を探すのに手こずりましたわ。


Jan Václav Voříšek(1791.5.11-1825.12.19)
Symphony in D major

Juan Crisóstomo de Arriaga(1806.1.27-1826.1.17)
Overture to "Los esclavos felices"
Symphony in D major

Sir Charles Mackerras
Scottich Chamber Orchestra
Hyperion, 1995.4.8-10


ラベル:マッケラス
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