2013年05月03日

5/3鳥取、関空、チューリッヒ

いつも旅行に出かけるときは、空港に遅刻したり忘れ物をしたりする夢を見るものだが、今回は夢を見る間もなく目が覚めた。
前日は夕食を早く済ませて22時に就寝、3時に目覚ましをかけていたら、2時半には空腹で目が覚めてしまった(笑)。
カップヌードルとレタスを朝食にして冷蔵庫を空っぽにし、朝3時20分に鳥取を出発。
当然真っ暗。以下、写真はパナソニックの安いコンデジで望遠をほぼ使わず(つまり24o単焦点として)撮影してます。
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西宮名塩のSAに5時について小休止。渋滞もなく予想外に早く着く(=駐車場滞在時間が長くなり駐車料金が高くつく)ので、ナビの地図を眺めていいルートがないかと探し、宝塚ICで降りて一般道を通って阪神高速に乗り、湾岸の道を行くことにする。それでも、めちゃめちゃゆったり走ったのに6時過ぎには空港に着いてしまった。
時間を持て余したので空港を探検したが、あまり発見なし。

確か7時ごろにチェックイン開始、一番乗り。セキュリティチェックや出国手続きもスムーズに終えて、出発ゲートには7時10分過ぎに到着。これから乗る飛行機は到着している。B747-400。
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無料インターネット端末などで時間をつぶして、9時半には搭乗、10時過ぎのほぼ定刻に出発。
最初の機内食(ランチ)はこんなの。あれば洋食を頼んでしまう。
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フライトは11時間50分。あまり眠れなくて、ゲルギエフのマーラーの5番、映画のジャンゴとカルテット、メータ/ヴァレンシアのワルキューレを見た。映画は、英語で聴いたが、恥ずかしくなるくらい何も聴き取れなかった(汗)。

到着前の機内食(朝食と言ってたか?)。洋食がないので和食にしてねと謝られた、寿司のようなもの。なぜかうまい。
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定刻の現地時間14:50にフランクフルト到着。セキュリティチェックとか入国とか、これまた妙にスムーズで、あっという間にEUに入る。しかしフランクフルトはでかいので、チューリッヒ行きのゲートまでは結構かかる。
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チューリッヒ行きは相変わらず小さい機材で、A340だったか、鳥取東京便なみ。
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時間はあるので空港内探検。以前はふんだんにあった搭乗ゲート付近の待合の無料紅茶は、どこのゲートにもあるわけではなく、探さないと見つからない。最近は無料コーヒー併設なので良しとしよう。
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フランクフルトを16時25分に発ったチューリッヒ行きは、17時20分には着くのであるが、実質宙に浮いているのはわずか30分。ビジネスクラスとかはその間に食事する。貧乏席にはチョコレート。
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定刻に着いたチューリッヒは雨。趣があって良い。チューリッヒには来たことがあるのだが、空港の建物は見慣れない感じであった。
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と思ったら、やはり巨大空港に変貌しているようだった。13年もたつのだからね。
金曜日の夕方に両替なんてできるんだろうかと心配していたが、空港内の両替コーナーで余裕でできた。
1万円が5スイスフランの手数料を取られて86スイスフランに。13年前のレートから考えたら超円高である(多分)。
チューリッヒ中央駅行きのSバーンに乗り換えようと思っていくとトラムの表示もある。トラム?事情が分からないのでSバーン選択。切符を買おうとすると、1等車2等車の選択肢とかいろいろあって要領を得ないが、とりあえず買えた。9.9フラン。相変わらず物価の高い国である。
Sバーンでは10分くらいで着いてしまう。駅を出てすぐの景色は、13年前と変わっていないような、妙に懐かしい気がした。
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今回の宿はこの右側の細い通りのちょっと先。ホテル・リュトリという宿。18時40分には到着。
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部屋はこんな感じ。前回もそう思ったが、これぞスイスというデザイン感覚。
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バスタブはないがむしろ良い。謎のヒヨコがいた。
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一息入れてオペラハウスへ。徒歩15分。昔小さな駐車場があったあたりは絶賛工事中。
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オペルンハウス・チューリッヒは、小ぢんまりとした馬蹄形。オケピットは大きく、指揮者をチェロが取り囲む。
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ムツェンスク郡のマクベス夫人(ドミトリ・ショスタコーヴィチ)
(以下Opernhaus Zürichのサイトから一部引用、一部修正)
Lady Macbeth von Mzensk

Oper von Dmitri Schostakowitsch
Musikalische Leitung Keri-Lynn Wilson
Inszenierung Andreas Homoki
Bühnenbild Hartmut Meyer
Kostüme Mechthild Seipel
Lichtgestaltung Franck Evin
Choreinstudierung Ernst Raffelsberger
Dramaturgie Claus Spahn
Philharmonia Zürich
Chor der Oper Zürich

Katerina Ismailowa Gun-Brit Barkmin
Boris / Geist des Boris Kurt Rydl
Sinowij Benjamin Bernheim
Sergej Brandon Jovanovich
Axinja Kismara Pessatti
Sonetka Julia Riley

http://www.opernhaus.ch/vorstellung/detail/lady-macbeth-von-mzensk-03-05-2013/

舞台装置はシンプル。納屋などを表している、場ごとに回転して移動する巨大な木の箱、土管のような巨大な管に、球体がはまっていて、これが出たり引っ込んだり。あとは固定されたスロープ。
(上記サイト内にフォトギャラリーがありますが、これを見てもなんだかわからないと思います)
あのエロティックな台本から極力エロ要素と悲劇要素を削ぎ落して、あくまでもコメディに仕立てたような、めちゃめちゃコミカルな演出プラン。客席から何度も笑い声が上がった。
球体の出入りは、性的欲望の高まりと連動していたような気がする。
最終的には、あれだけコミカルだったにもかかわらず、ショスタコーヴィチの音楽の偉大さによって悲劇が勝っていた。
歌手は粒ぞろいで、特にクルト・リドル御大が素晴らしい声で情けない爺さん役を見事に演じていた。
指揮は、9回中8回の公演を振る予定だったテオドール・クルレンツィウスがなぜかこの日から降板、代わってカナダ出身のケリ=リン・ウィルソンというまったく初めて名前を見る女性の指揮者が振った。指揮姿が、ヨーロッパによくある打点がわかりにくい「まっすぐの鉛筆が曲がって見える〜」みたいな振り方をする人で、正直言ってあの棒での演奏はつらいだろうなあと思ったが、オケの演奏は十分うまく、最後まで何の破綻もなく終演。さすがに指揮者も拍手喝さいを受けていた。マクベス夫人が全曲頭に入っているだけで代役指揮としては十分成功であろう。
1〜5場を通しでやって休憩、6〜9場をまとめてやって終演、というスタイルで、前半だけで1時間40分、後半1時間という長丁場であったが、まったく長さを感じない、圧倒的な公演。

ずいぶん遅い時間になってしまい、ラートハウスのバーは混んでたので、ホテルの近くまで帰って空いている店に入る。
味は悪くないが、芋と巨大ソーセージ、ビール2杯で30フラン。相変わらず「チューリッヒは空気を吸うのにも金がかかる」と言われる物価高は健在である。
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ホテルに帰って12時にはバタンキュー。


posted by tak at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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