2007年04月23日

オケ日和

こないだの鳥取市響の合奏は仕事で出られなかったので、ずいぶん久しぶりの練習だった。

ご存知の通り(知らんって)、10月7日の定期演奏会の曲目は、シューマンのマンフレッド序曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の3番、シューマンの交響曲第4番で(アンコール未定)、今日はすべて弾いた。

ベートーヴェンはほぼ初見大会だが、弦だけは昨日の弦分奏ですでにやったので、かなり様になっている。とってもいい曲である。3楽章のロンドの愉悦、少々長すぎるくらいどんどん展開していくが、演奏している分には楽しい。
終始暗鬱な曲が、コーダで8分の6拍子になっておどけて終わるというのは、なんか変な感じであるが。

マンフレッドは、やはり曲が狂気に満ちているね。転調していく中でどんどん変な調に遷移していって、臨時記号だらけになっていくんだが、そういうのがさらっと音程をはめられるようになるとオケも楽しくなるんだよなあ。もう一歩。

シンフォニーは、これもまたテンポ感と言うか、リズム感というか、構成と言うか、変な曲である。普通のソナタ形式ではなくって、第1楽章は第1主題部だけで第2主題はなし、と思うと再現部に第2主題的なメロディが初めて出てくる。
休譜はほとんどない。以前弾いたときは、この休譜がないのに相当難儀したものだが、最近は案外それも苦にならない。けっこう楽器を弾く機会が濃密にあるためだろうと思う。
前に出てきたメロディーをやたらと使い回しする(循環主題とも言う)。1楽章の序奏は2楽章の中間部に、2楽章のヴァイオリンソロは3楽章に、1楽章の第1主題は4楽章の主部の副主題として、なんだか途切れなくおんなじ曲をずうっと聴いているような気になるように繰り返される。
実はこの曲、全楽章がアタッカで(そもそも何楽章という表示もない)、小節番号も練習記号も通しで記されている。メンデルスゾーンなんかもそうだが、この時代の気分として、交響曲を途切れ無しの交響詩的なものとして表現したかったのだろう。ベートーヴェンでも5番や6番にはその片鱗がすでに顔をのぞかせ、ゲルギエフやラファエル・フリューベックは実際に5番なんかをアタッカで演奏する。ここからリストを経てR.シュトラウスの単一楽章管弦楽的物語に到達するのも間近である。

ちなみにベートーヴェンの3楽章にもシューマンの4楽章にもフーガが出てくるんだが、フーガの処理はやはりベートーヴェンが上手かな。シューマンのは、もしかしてこれフーガ?みたいな感じ。

練習後は、新人さん(チェロ、女性)の歓迎会。和気藹々と飲んで食べて歌って騒いだ。


posted by tak at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽的活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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