2007年08月26日

ヤルヴィのニールセン#5,6

jarvi_nielsen5~6.JPG

第3交響曲がニールセンの「陽」とすれば、第5交響曲は「陰」、第6交響曲は「壊」。ダークサイドに堕ちたニールセンの2曲である。
なんだかあっちの世界に行ってしまったニールセンの音楽を聴いていると、世界の不安定性をふと思い起こしてしまう。

ヤルヴィの演奏は、そのダークサイドを暗く重く凶悪に表現しつくす。ヤルヴィの最も暗く重く素晴らしい演奏がショスタコーヴィチの14番「死者の歌」であるが、その名演を思い起こす。

ニールセンが5番を作曲したのが1922年、6番が1925年。交響曲の歴史はちょうど同時期に第1交響曲で天才を世界に示したショスタコーヴィチにそのまま引き継がれていく。


Carl Nielsen

Symphony No.5 FS97 (op.50)
1991.5

Symphony No.6 FS116 "Sinfonia semplice"
1992.3

Göteborgs Symfoniker
Neeme Järvi

DG


posted by tak at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | ネーメ・ヤルヴィ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近では、ブロムシュテットのゲヴァントハウスライブBOX(ブル3、メンデルスゾーン集、ブラ2、ベト5)がよかった。カプリングがベト5とニル5ってのが良い。

後話題は違いますが、ヨッフム・ミュンヘンのブル9、タワレコ視聴しながら涙腺緩みました。ご一聴あれ。
Posted by 余生風志芸亭 at 2007年08月26日 04:32
>ヨッフム・ミュンヘンのブル9

これ、ヨッフムラストコンサートとして話題になった(?)海賊盤で持ってます。名演ですね。
Posted by 井上拓也 at 2007年08月26日 21:24
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