2011年07月27日

コンセルトヘボウ・アンソロジーVol.6届いた

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一緒に注文してたドゥダ某のブルックナーが出荷遅延で、入荷してたのにうっかり入荷待ちにしてたのをサルベージ(?)して、昨日発送してもらったのがもう今日届いたコンセルトヘボウ・アンソロジーVol.6、1990-2000、CD14枚組みです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=4142897

まだ1枚目のイヴァン・フィッシャーとの青髭公の城と2枚目のテンシュテットとのマーラーの5番を聴き終わったところで、眼目である8枚目のベルント・アロイス・ツィンマーマンの「誰も知らない私の悩み」にはまだまだ到達しません。こういうセットものは1枚目から順に、というのが昔からの流儀なもので。
と言いつつ、ちらりと写ったマイケル・ティルソン=トーマスとサンフランシスコ響のマーラー全集17枚組みは収録順に聴きましたがね。

さすが90年代ともなると、録音のコンディションは抜群です。ライブ録音にありがちなそっち方面のストレスに悩まされないのがいいですね。テンシュテットのマーラーなど、某CD-R版で出てたのと同じ演奏かと思うのですが、さすが正規録音(多分向こうはFMエアチェック)、掛け値なしに超絶名演に聴こえます。ラトルやティルソン=トーマスとは違う曲を振ってるんじゃないかってくらい、テンシュテット節が炸裂してます。

ところで、ティルソン=トーマスのは、1枚目が編集ミス、今回のコンセルトヘボウ・アンソロジーは2枚目が見た目問題ないのにプチプチ音ありで、製造方面での品質が下がっているような気がします。後者はプレーヤーの不具合かもしれませんが。各メーカーには万全の製品を供給してもらいたいものです。
それもあって、ティルソン=トーマスの全集の評価は保留。業者から修正品が届いたらまた何か書くかもしれません。
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2011年06月18日

全国一千万BAZファンよ刮目せよ

BAZすなわちベルント・アロイス・ツィンマーマンのファンならば避けては通れぬ「誰も知らない我が悩み」、そう、あのへんてこジャズ風トランペット協奏曲が、なんとコンセルトヘボウ管弦楽団アンソロジーの最新セットに収録されている!
http://www.hmv.co.jp/news/article/1106170001/?utm_medium=rss&utm_source=raa000000c0

超メジャーレーベルのフィリップス(今は亡き(涙))から発売されて廃盤になり、今はいちおうはラインホルト・フリードリヒの録音がHMVのリストには載ってるが、なくなってしまったCapriccioレーベル(涙)がそうやすやすと手に入るかどうか…。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/88328

ちなみにこの大人気のコンセルトヘボウアンソロジー、第5集は完売だそうだから、第6集もすぐになくなってしまうかもな。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2864042

なに、シャイーの演奏なんて聴きたくない?どうせシャイーとコンセルトヘボウの演奏なんて1枚も持ってないんだろ?試してみるちょうどいい機会じゃないか。

なに、ザンデルリンクのブルックナーの3番は3種類目になる?マニアとはそういうもんだよ。どうせジュリーニのブルックナーの8番は4つのオケでそろえてるんだろ?海賊盤を入れると5種類?それは言わない約束だ。

なにより、作曲家ジョン・アダムズの指揮しているアイヴズとタケミツが興味深いね。なぜ自作は入ってないんだ?

ベルント・アロイス・ツィンマーマンについてはこちらをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%84%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

なに、BAZファンが一千万人もいる訳ない?単位を書いてなかったな。正確には一千万ミリ人だ。

(クラシックマニアでない人には何がなんだか分からない文章だったと思います。お許しください)
ラベル:B.A.Zinmmermann
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2011年01月12日

2つのマーラー全集

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グスタフマーラーの、2010年は生誕150年、2011年は没後100年ということで、いろんなレーベルからいろんな記念のディスクが発売されているが、さすが、ドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップスを有するユニバーサルは違う。

まず出たのが、ユニバーサル自身が選出した、1人1曲ずつのマーラー交響曲+歌曲集。
そして、生誕150年のユニバーサル公式ウェブ企画として、各交響曲を振った指揮者の人気投票を一般のリスナーが行い、1位になった録音を集めてパッケージにした「聴衆選出盤」。
前者は当然出ておかしくない企画だが、後者はある意味驚天動地。あのグラモフォンがですよ(ユニバーサルだけど)。

それぞれで選出されている指揮者は、それぞれ以下のとおり。

   ユニバーサル選  聴衆選
1番  クーベリック  クーベリック
2番  メータ     メータ
3番  ハイティンク  アバド
4番  ブーレーズ   カラヤン
5番  バーンスタイン バーンスタイン
6番  アバド     バーンスタイン
7番  シノーポリ   アバド
8番  ショルティ   ショルティ
9番  カラヤン    ジュリーニ
10番 シャイー    シャイー

正直言って、どちらもあまり「面白み」はない。
先に出たユニバーサル選盤を買ったのは、たまたま手持ちのマーラーの録音とダブりがなく、いつかは持っておかなければいけないものだったから。
聴衆選出盤に至っては、前者とダブりまくりだし、すでに持っているのともダブる。しかもさすが聴衆の人気投票だけあって、ごくごくまっとうなセレクトになっている。

ではなぜ買ったかというと、「投票者は25%オフ」「掲出を許可した投票者の名前がライナーノートに載る」という特典(?)。
オタクなら特に後者は避けて通れない。あのドイツ・グラモフォン(ホントはユニバーサル)のディスクのライナーに名前が載るんですよ!

というわけで、写真の通り。5,000人くらい投票して、掲載許可があったのがわずか474人ということもあってか、日本人的な名前は私ともう1人しか見つかりませんでした。さすが日本人はセキュリティ意識がしっかりしてる…。私も何度も思いとどまったけど、オタク魂に負けました(爆)。写真は合成っぽい(実際ぼかしの写真と非ぼかしの写真を合成してます)けど、ちゃんと載ってますのでね。
ラベル:マーラー
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2010年05月05日

ヴァスクスの「本」

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ソル・ガベッタ嬢の新譜、エルガーのチェロ協奏曲を収録したこの1組は、メインの曲以外のところで激しく興味を持って、ついつい購入してしまった。
こんなプログラミング。
エルガー/チェロ協奏曲、ため息、愛のあいさつ、カプリシュース
ドヴォルザーク/森の静けさ、ロンド
レスピーギ/変奏的アダージョ
ボーナスCD:ペーテリス・ヴァスクス/本

実は、ちょうど10年前、スイスのチューリッヒで、「森の静けさ」と「本」を一つのコンサートで聴いた。
チューリッヒ・トーンハレ・オーケストラの定期公演(2000年10月25日)、指揮はスタニスラフ・スクロヴァチェフスキ。チェロのソロは、ダヴィド・ゲリンガス。
プログラムは、「森の静けさ」とリゲティのチェロ協奏曲、メインはブルックナーの2番。「本」は前半の最後に、ソリストのアンコールとして演奏されたものだった。素晴らしいコンサートであったことは、当時の日記に残っていて、ヴァスクスの演奏も観客に好評であった。

ところが、「森の静けさ」は比較的よく録音され、私はペーテル・ウィスペルヴェイの演奏で楽しんでいるが、ヴァスクスの方はほとんど見たことがない。ようやく再聴することができた。
改めて聴いてみて、全曲で12分もある曲を全部アンコールでやったのかどうか疑問だけど、1楽章も2楽章も聴いたような気がする。後半は歌も歌わなければならない難曲。いろいろな「嘆き」が感じられる名曲である。演奏も素晴らしい。
というわけで、チェリストの皆さん、美しくて素晴らしい曲なのでどんどん演奏しましょう!私にゃ無理ですが。
ラベル:ヴァスクス
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2010年02月18日

ベスト現代音楽100

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CD6枚組が3000円で、有名名曲100曲を聴けるということで評判になった「クラシック100」、チャイコフスキー100とかマリア・カラス100とかシリーズは脈々と続いていて、なんと第20弾、「Best 20th Century Classics 100」と英語表記は「20」でそろっているけど日本語では「ベスト現代音楽100」。
http://www.emimusic.jp/st/best100/modern/index_j.htm
曲名を見ると、ゲンダイオンガクというよりすでに古典と化した名曲が多いが、中には名前を聴いたこともない作曲家も。誰がどういう意図で選曲したのか、あと単純に聴いてみたいという好奇心で、買ってしまった。7割方はすでにソフトを持っているけど、あとの3割は今後も買いそうもなかったし。
曲目解説は収録順でなく、歴史的な流れの説明ともに収録曲をピックアップして紹介する、なかなか力の入った内容。相原穣さんという方が書かれています。

CDはゆっくり聴くとして、周辺情報で面白かったこと。

1.支社の復活
EMIジャパンの公式サイトをぼんやり眺めていたら、こういうところには出てきなさそうな語彙が目をよぎる。CD3の7曲目(画像3枚目)。
「われ支社の復活を待ち望む」??
正解は「死者の復活」。ていうか、我々はEMI本社の復活を強く待ち望んでいるんですけどね。
CD3のタイトルも、よく見たら「ペルト」が「ベルト」に。ちょっとした違いが大きな違いです。

2.5000円
このシリーズ、すべてCD6枚組みで、たいていは3000円、高くても3800円だったが、この20世紀音楽だけ5000円。まあご存命の作曲家の曲もいくつもあるしね。
お布施だと思いましょう。
ラベル:EMI
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2010年01月29日

ケイタイを換えた

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3年以上使ってきたSO902iが、カメラが使えなくなってきた。
ここしばらく、3機種にわたってソニーエリクソンのDOCOMO端末を愛用してきたが、Android端末のXperiaが先ごろ発表され、どうもFOMA端末は出なさそうだと判断し、ケイタイを換えることにした。
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so-01b/

ストレート型が好きだけど、そういうのは流行らないのでほとんどないし、まあなんでもいいから「白」のにしようと、DOCOMO鳥取扇町店に行って、白いのを全部見せてもらった。
なんで白かというと、最近の端末には「赤」のいいのがないし、近々買う、とあるモノと合わせるため(別に合わせなくてもいいんだが)。

で、純粋にデザインだけで選んだのが、NECのN-03B。1月23日発売だったかな。発売されてから1週間もたってない。白は残り1台とのことで、即決。
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/style/n03b/index.html

会社が違うと操作系も全然違ってて戸惑った。開いたり閉じたりするときにチャラリンとか音が出るんだが、これをキャンセルするのにえらい苦労した。それと外側の時計のディスプレイに時計を表示させるのがこれまた大変。やっと覚えました。
待ち受け画面では、ねこさんがうろうろ遊んでいて、なごむ。

話は変わるが、鳥取の音楽関係者の皆さん、ブックセンターコスモ吉方店で、クラシックCDの在庫整理半額セールをやってます。ベームのトリスタンとか、ムストネンの展覧会とか、シノーポリのマノン・レスコーとか、アシュケナージのプロコフィエフとか、結構いいものがいろいろあります。
私が買ったのは、モンポウと、ショスタコーヴィチのピアノクインテット。
ラベル:日記
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2009年08月07日

ヴィラ=ロボスに感激

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私にとっての、最後の未踏峰的作曲家である、エイトール・ヴィラ=ロボスに、ようやくチャレンジする機会ができた。
1887年生まれ、1959年逝去、つまり没後50年。それもあってか、BISから、7枚組みだけど3枚分の価格(と箱に高らかに書いてある)の、ショーロス全集&ブラジル風バッハ全集が発売され、矢も盾もたまらず飛びついた。
今日聴いたのはそのようやく1枚目、ショーロス集。Chorosとつづるこの言葉、文字面から想像されるコーラスとは違って、もとは「涙を流す」という意味のポルトガル語で、踊りを表すのだとか。
「集」とはいえ、編成も、曲の構成も一貫性はない。でも、いずれもとても美しく独創的。というか、この歳になって初めて聴いたのがよかったかもしれないが、いろんな音楽言語(西洋音楽と民族音楽)が絶妙なバランスで封入されているのがよく分かる。それと、とても不思議なのだが、彼の曲を聴いていると、なぜか脳裏にはジャングルの映像が浮かんでくる。
7枚もある、このセット。ゆっくり味わおう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%A9%EF%BC%9D%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%82%B9

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2009年07月02日

クルタークの亡霊

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ピアノによる2枚組みのCD。

ギョーム・ド・マショーに始まる7世紀に渡る「クラシック」音楽と、それらをジェルジ・クルタークがオマージュ、あるいは追憶、さらには形式の借用として作曲した作品を併置することで、それぞれの作曲家の根幹に流れる嗜好、あるいは志向、あるいは指向のようなものを「亡霊」のごとく浮かび上がらせる。まずは、クルタークの音楽の素晴らしさに、それにも増してピアニストのマリーノ・フォルメンティのコンセプトとプログラミングに脱帽。短いものでは9秒(3曲ある)、長いものでも5分半と、超小曲ぞろいだが、短さゆえにコンセプトが際立つ。
ORF(オーストリア放送協会)との共同制作。

なお、クルタークの作品以外に登場する作曲家は、以下のとおり。

J.S.バッハ(1曲)
ベラ・バルトーク(3曲)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1曲、9秒!)
ピエール・ブーレーズ(2曲)
フレデリック・ショパン(1曲)
ヨーゼフ・ハイドン(1曲)
レオシュ・ヤナーチェク(1曲)
ジェルジ・リゲティ(2曲)
フランツ・リスト(2曲)
ギョーム・ド・マショー(2曲)
オリヴィエ・メシアン(1曲)
モデスト・ムソルグスキー(2曲)
ヘンリー・パーセル(1曲)
ドメニコ・スカルラッティ(2曲)
フランツ・シューベルト(2曲)
ロベルト・シューマン(6曲)
カールハインツ・シュトックハウゼン(1曲)

ちなみにまだクルタークさんは生きてます。だから、クルタークさんが亡霊になったというじゃないんですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B8

Kurtag's Ghosts
Marino Formenti, piano

2008.07, Großer Sendesaal, Funkhaus Wien
KAILOS 0012902KAI
ラベル:クルターク
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2009年03月11日

CHANDOS30_14 12フンメルのピアノ協奏曲

CHANDOS30_14_12hummelpianocon.JPG

CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第14回。12枚目の、スティーブン・ハフが弾いたフンメルのピアノ協奏曲。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208507

フンメルと言えば、少し前まではトランペット協奏曲の作曲家としての知名度以上のものはなかったように思う。
もちろん今でも、トランペット奏者にとって重要なレパートリーとして、新しい録音もたびたびなされている。
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?target=MUSIC&category=1&adv=1&keyword=Hummel+trumpet&site=
ところが、昨今のクラシックの市場(ヲタク方面ですが(笑))では、トランペット協奏曲以外の数多ある作品も、次々と録音されているのだ。
http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?adv=1&artist=Hummel&genre=700
トランペット協奏曲だけを聴いて、なぜなのか分からなかったが、この録音を聴いてようやく合点が行った。才気とはまさにこのこと!ベートーヴェンと同時代人という宿命が、未だに払拭できないような気がするフンメルであるが、この録音を聴けば簡単に覆るはずだ。ベートーヴェンが砕身、刻苦の音楽とすれば、フンメルは才気、饒舌。
トランペット協奏曲以外のフンメルの作品が録音されるようになったのは、この録音がきっかけではなかろうか。最大の功労者は、指揮者、ブライデン・トムソン。室内管弦楽団の枠の中で最大限に大柄な音楽を奔流のように流れ出させている。揺るぎも緩みもない素晴らしいパフォーマンスである。もちろんそれに反応する桶も素晴らしいし、ピアニスト、ハフも素晴らしい。イギリスのクラシックのレコード賞である「グラモフォン・アウォード」を獲得したのも納得である。

1986年は中学校3年生。どう考えても私は競技的長距離走者ではないのだが、一般人よりは速かったせいで、この年も駅伝部(臨時の部活)にいて、部長を務めていた。顧問の先生(名物教師だったが、退職後すぐに亡くなった)は放任主義なので、私がなんとなく率いる形になっていたのだが、科学的トレーニングを知るわけでもなく、根性主義でもないため、非常にぬるい練習に終始してしまった。まあそれでも素質のある人がいて、Aチームは県大会に出場。私はBチームなので県大会には参加せず。何のための部長なんだか分からないが、そういうものである。

バックナンバーはこちらから。
http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD12
Johann Nepomuk Hummel (1778-1837)
Piano Concerto in A minor, op.85
Piano Concerto in B minor, op.89

piano: Stephen Hough
Bryden Thomson
English Chamber Orchestra (Leader, José-Luis Garcia)

1986.9.22-23 All Saints' Church, Tooting, London
CHAN8507
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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2009年03月06日

CHANDOS30_13 4ロルティの弾くショパンの練習曲

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第13回。4枚目の、ルイ・ロルティの弾くショパンの練習曲集。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208482

ルイ・ロルティというピアニストがCHANDOSレーベルに大量に録音しているのは知っていたが、演奏を聴くのはこのセットのこのディスクを聴くのが初めて。まあなんとみずみずしいエチュードであることよ!
ショパンのエチュードといえば、バリバリキチキチのマウリツィオ・ポリーニ、才気煥発のマルタ・アルゲリッチのような演奏をまずは聴くべきだろう、なんて考え方は、やはりこういう美しい演奏を聴くと、「改めねば」と思う。世の中には決定盤なんてものはない。
ルイ・ロルティは、カナダのモントリオール出身。27歳の時のこの録音が、世界的な活動の足がかりとなったそうだ。
録音が、CHANDOSの特徴である「風呂場」のような残響過多で、それがまた心地好い。録音会場はイングランドのサフォーク州スネイプ、スネイプ・モルティングズ・コンサートホールである。
http://en.wikipedia.org/wiki/Snape_Maltings
この録音とは何の関係もないが、この12年前に、レジナルド・グッドオールが、改称したばかりのイングランド国民歌劇場オーケストラと、ワーグナーのマイスタージンガー第1幕への前奏曲、ジークフリートの葬送行進曲、ワルキューレ第1幕を演奏している(1974.10.27。マイスタージンガーはCDで出ている)。

1986年は中学校3年生。剣道部は部員が少なくて廃部になり、吹奏楽部に編入。顧問が代わり、この年初めて吹奏楽コンクール(B部門)に出場した。ロバート・ジェイガー作曲の「シンフォニア・ノビリッシマ」。かっこいい曲だった。結果は銅賞。ちなみに翌年以降の国府中学校はその顧問のおかげでB部門金賞常連に。

バックナンバーはこちらから。
http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD4
Frédéric Chopin (1810-1849)
Twelve Études, op.10
Twelve Études, op.25
Trois Nouvelles Études, op.posth

1986.4 The Maltings, Snape, Suffolk, England
CHAN8482
ラベル:CHANDOS
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2009年03月03日

CHANDOS30_12 28完全な勝利者、ブラック・ダイク・ミルズ・バンド

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第12回。28枚目の、イギリスにおけるブラス・バンドのチャンピオン、ブラック・ダイク・ミルズ・バンドのアルバムである。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%204509

CHANDOSのレギュラーシリーズではなく、番号が4501から始まるBRASSシリーズの1枚。
いわゆる金管バンドで、編成はコルネット10、フリューゲルホルン1、テナーホルン3、トロンボーン3、バリトン2、ユーフォニアム2、テューバ4、パーカッション4。
イギリスの金管バンドについては、こちらの説明が適当であろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%B1%E5%9B%BD%E5%BC%8F%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B9!
私にはこのジャンルの情報量が少なく、とにかくうまいとしか言いようがないので、以下はライナーノートを引用。
このバンドは1985年から次々と賞を得た。1985年1月にヒートンの「コンテスト用音楽」でBBCバンド・オブ・ジ・イヤー、2月24日には同じ曲でヨークシャー・チャンピオン、5月4日にはコペンハーゲンにおいてジョージ・ロイドの「王立公園」でヨーロッパ・タイトル獲得、ギルバート・ヴィンターの「若さへの敬意」でブリティッシュ・オープン・チャンピオン。など。大躍進の年。
音の張り、縦の線と横の線のアンサンブル、歌心、いずれも見事。こういうバンドって、つい若者ばかりを想像してしまうのだが、上記のCHANDOSオフィシャルサイトからダウンロードしたライナーノートの写真を見れば、結構なオッチャンばかりなのである!何が驚きって、そこなのだ。

1986年は中学校3年生。生徒会長に立候補し、当選。生徒会の運営はもちろん、文化祭とか運動会とか、いろんな場面であいさつをする役目もある。今考えれば、あんな子供によくやらせたものである。学校の運動会の競技種目も生徒会執行部で決めることができたので、結構好き放題変えさせてもらった。その中に、全員リレーというのがあって、文字通りクラス全員でバトンをつなぐのである。全員は知れば走力も平準化されると思いきや、クラスによって1周くらいの差がついたりした。これって人間社会の縮図かも。

バックナンバーはこちらから。
http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD28
John Wilfred Heaton (1918-2000)
Contest Music

George Lloyd (1913-1998)
Royal Parks

Gilbert Vinter (1909-1969)
Salute to Youth

John McCabe (1939- )
Cloudcatcher Fells

Major Peter Parks
Black Dyke Mills Band

1986.1.21-22 Dewsbury Town Hall
CHAN4509
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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2009年03月01日

CHANDOS30_11 18レスピーギのシバの女王ベルキス

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第11回。18枚目の、才人ジェフリー・サイモンが指揮したレスピーギのシバの女王ベルキス。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208405

この録音によってなのかどうなのか分からないが(他にソフトがないのでそうとしか考えられないが)、この録音が発売されてしばらく、「シバの女王ベルキス」はちょっとした有名曲だった。私が知ったのは、高校生の頃にNHK-FMでこの演奏が放送されたのをエアチェックして、むさぼるように聴いていたためなのだが、同じような人は他にもいたようで、このころすでに吹奏楽用の編曲が成されていた。
それもあってか、鳥取では手に入らないこのCDをわたしがどこかで2枚買って、1枚は自分用に、1枚は高校の吹奏楽の顧問のK先生にお分けしたのだ。その後だったかな、鳥取県東部の高校生の合同演奏でこの曲を演奏してたよな。あれはいつのことだったんだろう。
ともかく、このエキゾチックで太鼓ドンドコドンで金管バリバリのかっこいい音楽は、ジェフリー・サイモンの名采配もあって、未だにこの曲の代表的演奏になりえている(ていうかこれしかない?)。ちなみに、リコルディのミニスコアの巻末にある出版作品リストには、このベルキスの組曲がちゃんと載っていた。組曲版のスコアはあるが、バレエ全曲版は出版されなかったのだろうか。
もう一曲の「変容」変奏曲は、レスピーギらしからぬ賢そうな音楽(?)。NHKのドキュメンタリーのシリーズもののテーマ音楽にテーマが使われたことがあるくらい(根拠になるのか?)、格調ある音楽である。
そうそう、この写真にも写っている、1年前の録音の「教会のステンドグラス」もレスピーギらしい名曲。オーマンディの録音(http://www.hmv.co.jp/product/detail/663899)があるのはこのたび初めて気が付いたが、私が中学生のころに発売されたこの録音(http://www.hmv.co.jp/product/detail/279208)は、今は亡き「週刊FM」誌でも取り上げられて有名だった。演奏よりむしろ、演奏しているパシフィック交響楽団があるオレンジ郡(カリフォルニア州)が財政破綻したことで?(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E9%83%A1_(%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E))今やカリフォルニア州自体が危ない?

1985年は中学校2年生。この年、鳥取県で第60回わかとり国体が開催された。わが国府町は女子バスケットボールの会場で、私は中学校の吹奏楽部(クラブ?)に所属していたので、式典音楽担当として国体に参加できた。みんな相当下手で、OBまで担ぎ出して何とかやってたんだが、ファンファーレがうまくいかず吹きなおしたりしてた(ちなみにファンファーレはすべて新曲が作曲されていた。作曲家は有名な人だったが思い出せない)。なんとも牧歌的な時代である。

バックナンバーはこちらから。
http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD18
Ottorino Respighi (1879-1936)
Belkis, Queen of Sheba (Belkis, Regina di Saba), Suite for Orchestra from the Complete Ballet
Metamorphoseon, Theme and Variations for Orchestra

Geoffrey Simon
Philharmonia Orchestra (Leader, Christpher Warren-Green)

1985.1.21-22 All Saints' Church, Tooting, London
CHAN8405
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2009年02月21日

CHANDOS30_08 23マリス・ヤンソンスのチャイコフスキー#5

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第8回。23枚目の、マリス・ヤンソンスがオスロ・フィルとともにCHANDOSに収録したチャイコフスキーの交響曲ツィクルスの、多分初回の録音。チャイコフスキーの交響曲第5番。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208351

私の年代の人間であれば、ヤンソンスと言えば息子のマリスの方を指すが、もちろん父親のアルヴィド・ヤンソンスも有名で、最近もCD化が進んでいるので、紛らわしくないように、面倒でもフルネームで書く。

私にとってマリス・ヤンソンスは今でも、86年のレニングラード・フィルの来日にムラヴィンスキーの代わりに振りに来て、チャイコフスキーの交響曲第4番の爆演を成し遂げた指揮者、という枠からほとんどはみ出していない。
ちなみにこのときのムラヴィンスキーの直前キャンセルは、ムラヴィンスキー本人によれば、ソヴィエト当局から外国旅行の許可が下りなかったためらしい(図書館で借りた本なので書名が分からない)。「病気説」は当局が流したデマだそうだ。

久しぶりにこの1986年10月19日のサントリーホールでの演奏を聴いてみた。この公演についてはこんなサイトもご参照を。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/orch/page245.html
http://www3.realint.com/cgi-bin/tarticles.cgi?boult1889+2978
多分中学3年生の正月ごろにNHK-FMで放送されたのをエアチェックしたカセットテープ。手作りアンテナで受信していたので、盛大なノイズを書き分けて音楽を聴くような状態(http://takmusik.seesaa.net/article/30460533.html)だが、いやはや当時を思い出しましたよ。パンパンにみなぎった音楽が奔流のごとく流れ出てくる素晴らしい演奏である。
ただ、今の耳でよく聴いてみると、演奏の6割方は「指揮者不在の音楽」である。いや、目の前にいるマリス・ヤンソンスを見ずに、本当ならそこにいたはずのムラヴィンスキーを頭に思い浮かべながら、演奏者自身が指揮者となって演奏している。つまり、音楽の場面場面でイニシアチブを取る楽器が、その部分の音楽を先導し、結果として音楽がきちんとつながっていく。ムラヴィンスキーの解釈というコンセンサスがあるわけだから、先導する楽器が入れ替わろうと音楽は揺るがない。
それでも、1楽章の展開部だとか、4楽章のコーダだとか、ちゃんと指揮者を頼りにしているところもあって、そこはそこでちゃんと「導かれた」音楽になっている。
と、ここまで書いてふと不安になったのだが、ムラヴィンスキーのチャイコフスキーの演奏は、5番がダントツに多いのだが4番はあまり多くなかったはず。このころ4番は演奏していたのだろうか。していなかったとしたら、まるでムラヴィンスキーのような演奏をマリス・ヤンソンスがまるで指揮者不在なように振っているという不思議な演奏ということになる。その後のマリス・ヤンソンスの演奏がまさにそんな感じだから、案外そうだったりして。それでも、ムラヴィンスキーのDGへの1960年録音と雰囲気が似ているので、演奏者も指揮者もその演奏の呪縛(?)から逃れ切れていないのだろう。

前置きが長くなりすぎた。
CHANDOSが収録したマリス・ヤンソンスとオスロ・フィルのチャイコフスキーの交響曲ツィクルスは、来日の2年前である1984年に始まっている。マリス・ヤンソンス41歳。首席指揮者に就任して5年目のシーズン。20代や30代の指揮者がばんばん出てきて活躍する現代と比べれば、この時代の41歳は若造だろう。事実、86年のレニングラード・フィル来日公演も自他ともに認める「若造扱い」だったようである。
しかしながら、CHANDOS録音のこのチャイコフスキーの5番は、マリス・ヤンソンスが自信を持ってオーケストラを率いた素晴らしい演奏である。ムラヴィンスキーの演奏にそっくりなのはご愛嬌だが、オスロ・フィルをちゃんとそっち方向に導ける能力はきちんと感じられる。もちろんオスロ・フィルとてチャイ5はよくやる曲の一つだろうから、「手馴れた」感も聴こえる。それも含めてとても心地好い演奏である。このツィクルスは評価が高いそうだが、優秀録音によるムラヴィンスキー的演奏で1番からマンフレッドまで聴けるのなら、確かに評価は高かろう。

1984年は中学校1年生。なぜか「部活」と「クラブ」のほかに「駅伝」まで駆りだされてしまった。小学生の時に町内の駅伝の練習のため、夜な夜な村の仲間たちと一緒に走っていたので、心肺機能は人並みよりは高かった。だが、実際ランナーとして出場してみると、それ専門の人の脚力というのは全然別世界で(同じ中学生でも)、私のようなチャラい練習し貸してないものは太刀打ちできないことがよく分かった。

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CD23
Pyotr Ilyich Tchaikovsky (1840-1893)
Symphony No.5 in E minor, op.64
Oslo Philharmonic Orchestra
Mariss Jansons
1984.1.26,27 Oslo Concert Hall
CHAN8351
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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2009年02月19日

CHANDOS30_07 6ナイジェル・ケネディのエルガー

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第7回。6枚目の、ナイジェル・ケネディが演奏した、エルガーのヴァイオリン・ソナタを中心としたヴァイオリン曲集。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208380

奇矯な風体だが、ケネディのエルガーは絶品!この演奏で初めてエルガーのヴァイオリン・ソナタを聴いたのだが、初めてがこの演奏であったのは幸運であったかもしれない。まるでブラームスのようなねっとりとしたこの曲を、きちんとねっとりと演奏し、しかもエルガーに欠くべからざる「気品」を表現し得ている。
「ファースト・ポジションで弾くとても易しい旋律的な練習曲」は、本当にファースト・ヴァイオリンだけでこんなに音楽的な音楽が作れるのかと思うくらいエルガーの音楽も素晴らしいし、それを美しく表現できるケネディも素晴らしい。ちゃらちゃらした活動はおいといて、もっとちゃんといろいろ弾いてくださいよ、ケネディさん。
「愛の喜び」は、エルガー自身が編曲したチェロ付きの版で演奏しているのが面白い。

ところで、一緒に写しているのは、エルガーの交響曲第3番。なんで2枚あるかというと、右の、写真が裏焼きの方は、アンソニー・ペイン氏が補筆完成過程を語っているものなのである。実は、左側の初の補筆完成版を買おうと思って間違えて右のを買ってしまったのだ。英語で語るペイン氏の声と、2段譜のスケッチをヴァイオリンとピアノ、あるいはピアノ、そして補筆完成版のフル・オーケストラによる演奏の「断片」を収録している。
何の関係があるかというと、ここで収録されているヴァイオリンとピアノによる演奏は、編成的にも作曲年代的にも、ヴァイオリン・ソナタと共通なのである。なのに、まるでソナタっぽく聴こえない。交響曲の「図体」に見合った楽想とソナタの繊細さに見合った楽想は、やはり違うということだ。

1984年は中学校1年生。国府中学校では「部活」と「クラブ」とあって、両方とも部活並みの活動をしていた。小学校以来やっていた剣道を「部活」に、兄がやっていた吹奏楽を「クラブ」に選んで、並行して活動していた。今考えると「クラブ」の意味がよく分からん。まあ、おかげで今に至るまで音楽を趣味に活動することができてるのだが。

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CD17
Sir Edward Elgar (1857-1934)
Salut d'Amour, op.12
violoncello: Steven Isserlis
Mot d'Amour, op.13 No.1
In Moonlight 'Canto popolare' from In the South, op.50
Sospiri, op.70
Chanson de Nuit, op.15 No.1
Chanson de Matin, op.15 No.2
Very Easy Melodious Exercises in the First Position, op.22
Sonata for Violin and Piano in E minor, op.82
violin: Nigel Kennedy
piano: Peter Pettinger
1984.1.6,7 Church of St. George the Martyr. , London
CHAN8380
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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2009年02月18日

CHANDOS30_06 17ラフマニノフの悲歌的ピアノトリオ2曲

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第6回。17枚目の、ボロディン・トリオが演奏した、ラフマニノフの悲歌的ピアノ三重奏曲。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%208341

ボロディン・トリオは、有名なボロディン弦楽四重奏団の創設者でファースト・ヴァイオリンだったドゥビンスキーさんが結成したトリオとのこと。
ラフマニノフのトリオは、先にピアノ・コンチェルトに編曲された版(ヤルヴィの指揮で、ソロを弾いているピアニストが編曲したもの)を聴いていたのだが、実は全く印象に残っていなかった。
原曲で聴けば、非常に印象深い曲である。もちろん、演奏しているボロディン・トリオの面々の溢れる音楽性が下支えしていることはもちろんだが、素晴らしい曲である。やはりこれはトリオとして聴くべき曲なのだろう。今ピアノ・コンチェルト版を聴き直しても印象は薄い。
さて、このラフマニノフのトリオ、第1番は18歳くらい、第2番はチャイコフスキーが亡くなったのに衝撃を受けて、ハタチのころに1ヶ月半くらいで書いたそうだ。両曲を聴いた後でその旨が書かれたライナー・ノートを読んだのだが、いい意味で若さを感じさせない成熟した音楽であり、悲歌として成立している。若いころからこういうウジウジした人だったということ??

1983年は小学校6年生。修学旅行は神戸とか京都に行ったはずなのだが、ほとんど何も覚えていない。清水寺には行ったような気がする。今になって考えればいい所を見たはずなのに、何も覚えていないということは、結局のところ修学旅行の意味がなかったということなのか?

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CD17
Sergey Rachmaninov (1873-1943)
Trio élégiaque No.1 in G minor, op.posth.
Trio élégiaque No.2 in D minor, op.9
Borodin Trio
violin: Rostislav Dubinsky
violoncello: Yuli Turovsky
piano: Luba Edlina
1983.6.1 Church of St. George the Martyr. , London
CHAN8341
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2009年02月15日

CHANDOS30_05 2アーノルド・バックスの交響曲第4番

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第5回。2枚目の、ブライデン・トムソンが指揮した、サー・アーノルド・バックスの交響曲第4番。
http://www.chandos.net/details06mp3.asp?CNumber=CHAN%208312

作曲家アーノルド・バックスを広く世界に知らしめるきっかけとなった演奏だろう。シャンドスレーベルにとって初のグラモフォン・アワード受賞レコードだそうだ。
ブライデン・トムソンという指揮者の才能がひしひしと伝わる、なんともブリリアントなオーケストラ・サウンドを堪能できる演奏である。
私は、バックスの音楽の特徴を「苦み」と感じているが、この4番も適度に苦み走った曲で、数多ある交響曲の中できちんと独自性を発揮できている名曲だと思う。
実は、サー・アーノルド・バックスの交響曲全集はすでに持っている。7曲あり、7番はさらに苦みが強かったような。
ただ、この全集には、交響詩「ティンタジェル」は入っていなくて、多分これで初めて聴く。これもまた、ツェムリンスキーとかドビュッシーとかいろんな作曲家の影響が見え隠れするようでいて、ちゃんとバックスらしさが感じられる。

1983年は小学校6年生。児童会長に立候補したのだが、当時の親友も立候補し、彼の「児童会長になってもいいかなー?」「いいともー!」という選挙演説が、私の真面目腐った演説よりも(当然ながら)受け、私は落選してしまった。ふーん、こんなんでいいのかあ、などと感慨にふけったものである。

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CD2
Sir Arnold Bax (1883-1953)
Symphony No.4
Tintagel, Symphonic Poem
Ulster Orchestra (Leader, Richard Howarth)
Bryden Thomson
1983.4.10,11 Ulster Hall, Belfast
CHAN8312
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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2009年02月14日

CHANDOS30_04 16ヘンリー・パーセルのダイドーとイーニアス

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第4回。16枚目の、ヘンリー・パーセルの歌劇「ダイドーとイーニアス」。初演は1689年だそうだ。
http://www.chandos.net/details06.asp?CNumber=CHAN%200521

ピリオド楽器による演奏。最近のもののように表現意欲バリバリではなく、ほんのりとした表情付けと柔らかい音色で、聴いていてホッとする。
エマ・カークビーが女王ダイドー役を歌っているが、彼女はそもそもこのディスクで歌っているタヴァナー・コアの創立メンバーだそうだ。ソロで歌う意識はなかったけど、ピリオドスタイルとバロック以前の音楽に合う歌手がいなかったために、ソリストとして担ぎ出されたようだ。
演奏者の名前が、楽器の製作者名とともに出ていて、ロイ・グッドマン、サイモン・スタンディジ、モニカ・ハジェットというビックネームも参加しているのが分かる。

1981年は小学校4年生。風邪をひくたびに扁桃腺が腫れていたので、切除するために初めて入院。県立中央病院。わずか1週間だったが、貴重な体験。同じ部屋の人(中学生?)と仲良くなり、出される食事を食べずに一緒に食堂にラーメンを食べに行ったりした。

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CD16
Henry Purcell (1659-1695)
Dido and Aeneas, Z626
Tavener Choir
Tavener Players
Andrew Parrot
1981.1.3-5 Rosslyn Hill Chapel, London
CHAN0521
ラベル:古楽 CHANDOS30 CHANDOS
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2009年02月13日

CHANDOS30_03 10サー・ハミルトン・ハーティのアイリッシュ交響曲

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CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第3回。10枚目の、サー・ハミルトン・ハーティのアイリッシュ交響曲を、ブライデン・トムソンが指揮したもの。
http://www.chandos.net/details06mp3.asp?CNumber=CHAN%208314

サー・ハミルトン・ハーティといえば、まずは水上の音楽の編曲者、音は聴いたことがないけど昔の有名な指揮者、というような認識が一般的ではなかろうか。いや、一般的な人は名前すら知らないだろう。
私は幸い、今は亡き「クラシック・プレス」誌の付録で、グレートや「売られた花嫁」を指揮した演奏を聴くことができる。1928年とか1933年の録音だが、当時のオケが上手かったこともあろうが、とても聴かせる演奏なのだ。指揮者として、というより音楽家として持った音楽性がそのまま演奏者に伝染したかのような音楽。

さて、作曲の方はと言うと、まずはアイリッシュ交響曲は、アイルランド民謡を用いた組曲か交響曲のコンテストに応募したものだそうだ。初期ロマン派のような時代錯誤的作風で、最初はなんだか能天気な曲だなあと思っていると、だんだんと味わいが増してくる。人としゃべっているうちに「ああ、この人は本当に賢いんだなあ!」と思うような感じ。同時代のマーラーと比べても、正直言って素人受けする音楽ではないが、音楽好きほど気に入る音楽かも。コメディ序曲もやはりアイルランドの音楽が使われているようだ。
ブライデン・トムソンの指揮は素晴らしい。アルスター管弦楽団の演奏も万全。故郷の大作曲家を技術と愛情で表現し、これまた玄人受けする演奏である。

1980年は小学校3年生。理由はなんだか忘れたが、授業中に廊下に立たされたことがある。頑固でかんしゃくもちの担任で、いきなり同じ科目を2時限ぶっ続けでやったり、今考えると変な先生だった。立たされた理由も当時はなんだか理不尽なものだったような気がする。授業中に立たされたのは後にも先にもそれが1回だけ。

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CD10
Sir Hamilton Harty (1879-1941)
An Irish Symphony (1904)
A Comedy Overture (1906)
Ulster Orchestra (Leader, Richard Howarth)
Bryden Thomson
1980.10.4,5 Ulster Hall, Belfast
CHAN8314
CHAN7034
ラベル:CHANDOS30 CHANDOS
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2009年02月11日

軍人さんたち

bazimmermann_soldaten.JPG

打ちのめされた。
ベルント・アロイス・ツィンマーマン作曲のオペラ、"Die Soldaten"。昨年、新国立劇場で上演されたことによって、すっかり市民権を得た、なんてことはないけど、音楽マニアにはすっかり浸透したことだろう。
国内盤を手に入れて、ずっと勘違いしていたことがいくつか解消された。

まず1つ。
これまで「兵士たち」と訳され、最近では「軍人たち」と訳されるようになったこのオペラのことを、私はこの訳ですっかり勘違いしていた。つまり、立派な人物としての「軍人」の物語だと思っていた。
そうではなく、ダメな軍人たちと、ルーズな女たちの、よくあるオペラ的な話なんだということが分かった。吉田戦車の名作、「戦え!軍人君」と、やっていることはさほど変わりない、とまで言ったら言い過ぎか。
だから、この元の戯曲の意図するところは「軍人さんたち」くらいの訳の方が伝わりやすいのではなかろうか。

2つ目。
台本は、ヤーコプ=ミヒャエル=ラインホルト・レンツが1775年(!)に書いた戯曲であるということ。現代的な、メッセージ性の強いストーリー化と思いきや、いつの時代にもある話だった。

3つ目。
アルバン・ベルクの「ヴォツェック」の影響を受けた作品かと思ったら、「Die Soldaten」の劇にヴォツェックの原作者のゲオルク・ビュヒナーが影響を受けているということ。もちろん、ツィンマーマンの音楽はアルバン・ベルクの影響なしには書かれていないし(12音技法を使っているし)、「トッカータ」「シャコンヌ」など、ヴォツェックを想起させるように場面ごとにテーマをつけている。しかしながら、これが音楽用語そのままの意味で使っていないらしいところがまた興味深い。

4つ目。
「騒音ばかり」と聞いていたが、非常に精妙な音楽であった。12音の音列の設計の緻密さ(ブックレットに延々説明してある)もさることながら、音色や表現の精妙さが快感である。もちろん騒々しくて耳をふさぎたくなるところも2箇所ほどあるが、総じて非常に「音楽的」な「ゲンダイオンガク」であった。

なるほど、若杉弘ががんばって日本人に聴かせたくなるのが分かる傑作であった。


ベルント・アロイス・ツィンマーマン
歌劇「軍人たち」
ミヒャエル・ギーレン指揮
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
1965.2.21,22-3.2-3 ケルン西ドイツ放送局大ホールで行われた、初演のライブ録音
WERGO
キング・インターナショナル
ラベル:B.A.Zinmmermann
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2009年02月10日

CHANDOS30_02 11ギブソンの「惑星」

CHANDOS30_02_11gibsonholst.JPG CHANDOS30_02_11gibsonholst2.JPG

CHANDOS30周年記念ボックスの録音を、年代順に、その年の私の思い出とともに振り返る第2回。11枚目のサー・アレグザンダー・ギブソンの「惑星」。

1979年5月に設立されたシャンドスの、1979年7月録音。シャンドスとしてのデジタル初録音。これ以前に録音されてシャンドスから発売されているものに、ヤッシャ・ホーレンシュタインの「画家マチス」「死と変容」やラフマニノフのピアノ協奏曲がある。
CDの発売時の型番はCHAN8302。シャンドスのCDの型番は8301から始まっており、CHAN8301はサンプラー盤だった。これは初期のカタログでしか見たことがない。そのカタログは、今思えば非常に価値が高い(?)物なのに、いつだか捨ててしまったようで手元にない。
シャンドスは、パッケージ・デザインやレーベル・デザインが統一感が高いが、これはその統一前の初期の盤のデザインで、レーベル面はゴールド。

そして、言うまでもなく「惑星」の録音の五指に入る(と私は思う)名演である。
サー・アレグザンダー・ギブソンは1926年生まれ。1959年から1984年まで、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の音楽監督を務めた。1962年にはスコットランド歌劇場を創設して、1971年に「ニーベルングの指輪」原語全曲上演を果たしている。1995年には70歳前の若さでなくなってしまったのが残念であった。Collinsレーベルにシベリウスの再録音などを行っていたのだが、完成せず。今はCollinsレーベルもなくなってしまった。
この録音は、ギブソンが長年にわたってトレーニングを積んできたこのオーケストラの、勢いと精緻さが同居する素晴らしい技術を収めている。金管がパリッとしているのがこのオケの特徴だが、ネーメ・ヤルヴィの就任以前は節度が感じられる(笑)。

1979年は小学校2年生。このころは宮ノ下小学校はまだ古い木造校舎の時代であった。この年は台風による洪水で校舎の1階が浸水し、学校に行ってみたら休校になっていたということがあった。

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http://takmusik.seesaa.net/tag/articles/CHANDOS30


CD11
Gustav Holst
The Planets, op.32 (1916)
Scottish National Orchestra (Leader, Edwin Paling)
Sir Alexander Gibson
1979.7.2,3 Henry Wood Hall, Glasgow
CHAN8301
CHAN6633
ラベル:CHANDOS CHANDOS30
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