2014年10月31日

アルカント・カルテット特別コンサート

2014年10月4日(土)14:00 びわ湖ホール 小ホール

アルカント・カルテット特別コンサート

Violin 1 アンティエ・ヴァイトハース
Violin 2 ダニエル・ゼペック
Viola タベア・ツィンマーマン
Violoncello ジャン=ギアン・ケラス

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調「セリオーソ」op.95
スメタナ:弦楽四重奏曲第1番ホ短調「わが生涯より」
シューマン:弦楽四重奏曲イ短調op.41-1

チェロの友人K氏に誘われて、彼が最も愛するカルテットという、アルカント・カルテットを聴きにびわ湖ホールへ。
ヴァイオリンヴィオラのK夫妻もチケット入手できたので、またもや鳥取比率の高い客席であった(笑)。

びわ湖ホールへ行く前に、大阪によってササヤ書店でベト7のスコアなど購入。
渋滞もなくびわ湖ホールに着いて、すぐ近くの一番安い店の一番安いメニューの唐揚げ定食を食べる。

14時に開演。4人が楽器を構えると観客が恐ろしく集中を高めて全くの沈黙が訪れる。なんというハイレヴェルな観客!

1曲目。「これが私たちのセリオーソ」という、隙がなく美しく、叫ばないのに説得される演奏。弦が4人もそろえば調弦の癖があってどうしても合わない音程があるものだが、この4人は調弦の考え方が一致しているようで、音程が狂う気配すらない。
さらに、右手の歌い方の発想も一致していて、表現が常に4倍に増幅される。
2曲目。あのへんてこりんなスメタナが、最初から最後までへんてこりんに聞こえずに音楽が止まることなく流れていく完成された解釈の完璧な演奏! もうこれをそのまま発売すべきだ! 
休憩後の3曲目。メインがシューマンでは軽いかと思ったが全くそんなことはない。シューマン全部、メンデルスゾーン全部をさっさと発売してほしい。ただし、チェロK氏と一致した感想は「まだまだ解釈の余地がある」。なんと大それた物言い(笑)。

弦楽器を演奏するということ、室内楽を演奏するということ、それらをひっくるめて音楽をするということはどういうことなのかを恐ろしい次元の高さで見せつけられ、深く深く考えさせられた2時間であった。

帰りにはまたもや大阪に寄って名曲堂梅新東店とワルティ・クラシックへ。
その後は弦楽講座でお世話になっているヴァイオリニストの初リサイタル。


横山亜美ヴァイオリンリサイタル〜クレモナからの便り〜
19:00 ザ・フェニックスホール

Violin 横山亜美
Piano サラ・コスタ

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調op.30-2
サラサーテ:カルメン幻想曲op.25
ブラームス:ヴァイオリンソナタ第3番ニ短調op.108
ラヴェル:ヴァイオリンソナタト長調

詳細は省くが、よく練習された、というのではなく、ヴァイオリンと音楽がよくわかっているので音楽を作るのに苦労しない演奏。
恐ろしく多い楽章数であるが、どこの細部も隙がなく音楽をしていた。
アルカント・カルテットの後でも問題なく楽しめたコンサートだった。
さすがと思ったのは、ラヴェルの曲中、重音のピッツィカートが続くところで指が深く入ってしまって調弦が一気に下がった時に、楽章間で冷静に調弦しなおしたこと。

コンサート後に丸ビルのタワレコに行って、ようやく帰鳥。
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〜10/21群発頭痛終息

10/15までトリプタノール、ミグシス、アマージ1錠ずつ飲んでいたが、頭痛もないので、10/16に服薬を中断してみる。
10/17は頭痛こそないが「痛い気がする」という状況でアマージを飲み、不快感は治まる。
10/18〜20もトリプタノール、ミグシス、アマージ1錠ずつ飲んで過ごしたが、頭痛の気配がほとんど感じられなくなり、10/20の深夜に服薬中止、久しぶりのビール。
10/21以降全く頭痛の気配はなく、今期の群発頭痛終息。
結局今期の本格的な発作は、たった2度だけ。
痛くないのはうれしいが、非常にあっけなく終了してしまったのは、やはり歳のせいなのかと思うとフクザツ…(若い人に多い病なのです)。
タグ:頭痛
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2014年10月08日

9/30〜10/7群発頭痛記録

9/30 S神経内科受診後は、夜にトリプタノールとミグシス1錠、朝にミグシス1錠を飲むサイクル。1日頭痛なし。薬のせいで眠いし気分は悪い。
10/1 午前9時に前兆あり、ミグシス等で抑えられるかと思って放置していたら頭痛強度7まで上昇。すぐにアマージ1錠飲み、15分で治まる。
10/2 1日頭痛なし。薬のせいで気分悪い
10/3 午前2時に痛みとともに目が覚め、アマージ1錠。すぐ治まって就寝。朝起きてからは、薬はもう慣れて気分は悪くない。午前8時と午前11時に1度ずつ、本来は頭痛強度8〜10だがアマージで1〜2に抑えられている感あり。頻発期突入かもしれないが、アマージさまさまである。
10/4〜7 就寝前にトリプタノールとミグシス1錠、さらに、推奨されてないがアマージ1錠飲むようにしている。就寝中も日中もまったく頭痛なく快適。群発期ではないのではないかと疑うレベル。ただし薬のせいか始終眠い。
タグ:頭痛
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2014年09月30日

神経内科受診

S神経内科を受診してきた。最近は自己注射も一般的らしいが、とりあえず1年半前に市立病院で処方してもらったのと同じアマージ、トリプタノール、ミグシスを処方してもらった。
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タグ:頭痛
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群発頭痛がやってきた…

きっちり1年半の周期で、再び群発頭痛がやってきた。
数日前から兆候はあったが、こんなにあっさり到来するとは…。
今シーズン初めての今日は、頭痛強度10段階の7〜8で1時間。
前回、前々回の薬(アマージとかミグシスとか)はあるが、ビールも飲んでたし、いきなり来たので何も飲まず。
これから約1ヶ月半、酒席に参加してもお酒を飲めませんのでご了承ください。
鳥取市響の打ち上げでは飲みたいのだが…。
タグ:頭痛
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2014年08月12日

東京大学音楽部管弦楽団 サマーコンサート 鳥取公演

平成26年8月12日(火)18:30 とりぎん文化会館梨花ホール

東京大学音楽部管弦楽団 サマーコンサート 鳥取公演

指揮:三石精一
管弦楽:東京大学音楽部管弦楽団

ベルリオーズ:ローマの謝肉祭
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
チャイコフスキー:交響曲第5番
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
歌声響く野に山に

三石先生もガッツポーズの名演!
ホールが十分に乾いておらず、なかなか鳴らなかったが、チャイ5の第1楽章の展開部あたりからようやくホールが鳴り始め、音がまとまってきた。
細部を頭できちんと理解し、アンサンブルが緻密な上に、最後ではちゃんと熱がこもって爆演に。オケ全体がよく鳴っていた!
2年前に京都コンサートホールでメンデルスゾーンのスコットランドを聴いたときも感動したが、それに劣らぬ名演であった。

この公演を鳥取で開催されるにあたって、数少ない東大オケOBとしてPRなどに協力してきたが、現役の「東大生」を見ることはほとんどない鳥取においては、非常に価値のある公演であったと思う。
それにもまして、現役生やOBが事前に何度も来鳥し、鳥取を楽しんでくれ、本公演にも出演者ではないOBが何人も来てくれたことがとてもうれしかった。
こういった小さな積み重ねが、鳥取という街を好きになってくれる人を少しずつ増やし、鳥取の存在意義を高めることになると思う。
そのためにも、何とか頑張ってわずかながらのお手伝いしてよかったと思う。
もちろん最大の功労者は、鳥取出身の現役VcのI君とそのお父さん。ありがとうございました。

ぜひ「次」があってほしいものである。
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2014年08月03日

ムジークテアター・TOTTORI2014オペラ公演 エフゲニー・オネーギン

平成26年8月3日(日)13:30 とりぎん文化会館梨花ホール

ムジークテアター・TOTTORI2014オペラ公演 智頭町制施行100周年記念
チャイコフスキー作曲 叙情的情景「エフゲニー・オネーギン」(全幕日本語公演)

指揮:高野秀峰
演出・日本語訳:宮永あやみ
オネーギン(バリトン):谷口 伸
タティアナ(ソプラノ):寺内智子
レンスキー(テノール):藤田俊介
オルガ(メゾソプラノ):塩崎めぐみ
ラーリナ(メゾソプラノ):大垣加代子
乳母フィリピエヴナ(ソプラノ):田代睦美
グレーミン(バス)渡辺寛智
管弦楽:鳥取市交響楽団
合唱:ムジークテアター・TOTTORI合唱団
舞台衣装:竹間悠二
舞台照明:神戸国際ステージサービス株式会社
舞台衣装:竹間悠二
獅子頭製作:福本弘文
大道具製作:久本木材株式会社
事務局:NPO 法人賀露おやじの会


(2001.8.25記 8月24日に団内で開いた上映会を見ての感想も含みます)

なかなか客観的に見ることができないが、鳥取という地域におけるオペラ上演として、非常に画期的な公演であったと自負している。

ドイツで学んだ若手演出家、鳥取出身者を中心としたプロのソリスト、素人集団の合唱、オペラ演奏は初めての社会人アマチュアオーケストラ、手作りの舞台装置。
演目は、ほとんどの人が耳なじみのないチャイコフスキーのエフゲニー・オネーギン。
全く新たに翻訳による日本語上演。
舞台設定を1800年代のロシアから昭和30年代の鳥取県智頭町に移した演出。
実行委員会もこういったことの運営にたけた人ばかりではない。

はたから見ればどこをとっても危なっかしい企画にしか見えない。実際に本番までうまくいくかどうかは確信の持てない危なっかしいものだった。

オケの一員としては、まずはこの2時間半の演奏時間の大曲を、最後まで破綻なく演奏できるか。
実行委員の一員としては、舞台の運営がスムーズにいくか。
いずれもゲネプロの段階で不安は払拭できた。

本番はやはりいいところと悪いところがある。
ソリストについては万全。
合唱は様々な場面で破綻あり。
オケはバランスをとれず、特に合唱を圧倒した。
それでも、細部にわたって心のこもった演出と演技と演奏、プロの照明効果で、鑑賞者視点でも大いに楽しめた。

打ち上げで驚いたのは、参加者一人一人が本当に苦労しながらこのオペラに参加してきていたんだということ。「優雅に」とか「楽しんで」とかいった悠長な雰囲気はなかったのだ。
そこまでしても参加したいのが「オペラの魔力」なのだと思う。私もオケピットの中で演奏しながら「ああ、本当に本物のオペラの“中”にいるんだなあ」としみじみと感動した。世界を見る目が変わるくらいの衝撃を受けた公演だった。

鳥取という、日本から見れば文化的辺境の地で、これだけのオペラ公演を成し遂げたことは大いに誇りたい。

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2014年07月18日

メッツマッハーのツィンマーマン"Ich wandte..."

2014年7月18日(金)19:15 すみだトリフォニーホール

インゴ・メッツマッハー指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
バス:ローマン・トレーケル、語り:松原友、多田羅迪夫

ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲op.43
ベルント・アロイス・ツィンマーマン:私は振り返り太陽の下で行われたすべての不正を見た(日本初演)
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調「運命」op.67

新日フィルの年間予定が出た時に「おお、ツィンマーマン!しかも最後の作品!」と思ってスケジュールに書き込んでおいて、まず行けないだろうなと思っていた公演。
平日の公演だが、午後からだけ休暇を取れば間に合うし、翌日も午前9時からのジュニアオケの合宿には、羽田発6:55で間に合う!
しかも、過去5年内の二度の渡欧によりたまっていたANAのマイレージが失効間近で、クレジットカードのポイントを数百ポイント足してちょうど無料航空券が手に入る! と思いきや、往復切符には3,000マイル足りない…。しかしよく調べてみると結局復路はマイレージでは入手できない券だったので、これはまあ仕方ないと思って片道は自費。
朝6時には羽田に着いておきたいのでなるべく近くの蒲田に宿をとる(ここまでが出発前の行動)。

当日は何の問題もなく東京につき、時間の余裕があるので御茶ノ水のディスク・ユニオン。LPまで丹念に見たが、どうしても欲しいというものはあまりなく、DECCAの退廃音楽シリーズのブラウンフェルスの「鳥たち」(ツァグロゼク/ベルリンドイツ響)のみ購入。帰りに鳥大を振る某M先生にバッタリ(笑)。先生いわく「毎週来てますよ」。東京にいたら毎週会っていることだろう(笑)。

ほかは寄り道せずに錦糸町へ。
すみだトリフォニーホールは初めて。公共ホールとは思えぬ重厚感。

プロメテウスは、非常にアンサンブルの整った快演。1曲目だからというノリの悪さや音の重たさはない。さすがメッツマッハー(なのかな)。

ツィンマーマンの「Ich wandte...」は、大成功の超名演!
まず、歌詞とセリフは、セリフが日本人歌手にもかかわらず基本的にドイツ語のまま。メッツマッハーが振るのだから当然だが、これはおそらく台本と音符が不可分であり(この言葉の時にこの音が鳴る、というような)、単純に日本語訳に移すことは非常に困難だろう。
ローマン・トレーケルの熱演はもちろん素晴らしく、さらに日本人二人、松原友氏と多田羅迪夫氏の語りが、美しい発音のドイツ語でかつ物語的で素晴らしかった。しかも、この曲の最後の最後、語りがこれまでのセリフをランダムにつぶやく部分があるのだが、ここで初めて日本語でつぶやくことで、音楽が恐ろしく広がりを持ったように感じられた。ポスターには「クリストフ・ヘンドリクスほか」となっているので、当初の予定はドイツ人二人であったかもしれないが、けがの功名か、日本人での語りで正解だったと思う。
それにしても聴衆のまじめなこと!会場は恐ろしい静けさを保っていたし、おそらく1割以上の人がきちんとドイツ語の台本と対訳を見ながら聴いていた(ドイツ語を追えているというのはめくりのタイミングで分かる)。音楽らしい音楽でもないし聴かせどころがあるわけでもないのに、大喝采であった。終演後に近くのおじさんが「現代音楽のコンサートはほとんど来ないけど、おもしろいもんだねえ」と友人らしき人に話しかけているのが聞こえて、とてもうれしかった。

「運命」(ポスターにそう書いてある)は、それほど期待していなかったけど、これも超名演!
とにかくメッツマッハーの指揮が俊敏で運動神経がよさそう。すべての細部に意味が宿る。音符が多く意味深いので演奏時間は短いのに、時間がたつのが遅い(いい意味で)。
そして4楽章の満を持しての神の到来すなわちトロンボーンの参加の効果的なこと! 終盤の最後の審判の場面も息もつかせぬ勢い。客演でN響の木越洋がチェロのトップサイドで弾いていらしたが、興奮されたのか、演奏しながら足をどんどん床にたたきつけておられた!(笑)
最後まで気持ちが休まる暇のない快演であった。
サイン会があったので、メッツマッハー先生のサインいただいちゃいました。「レクイエムもやってください」と話しかけたが、伝わったかどうか…。

蒲田に移動して宿を探すと、値段で選んだばかりに素晴らしい場末感(笑)。
食事をとろうと店を探すが(事前情報なし)、若い人がやってる焼き鳥屋に2軒入店拒否された後に昭和感あふれるおいしそうな洋食屋にたどりついて、素晴らしい生姜焼きをいただいた。グリルスズコウ。

翌日は5時過ぎに起きて京急に乗って羽田に行って、朝6時55分初の1便で無事に鳥取につき、9時開始のジュニアオケの合宿には問題なく間に合った。

2014.8.21記

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タグ:B.A.Zinmmermann
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2014年06月29日

大野和士指揮フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団・合唱団 ダフニス全曲

2014年6月29日(日)15:00 大阪 フェスティバルホール

大野和士指揮
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団・合唱団

ルーセル:バッカスとアリアーヌ第2組曲
ラヴェル:ラ・ヴァルス
ラヴェル:ダフニスとクロエ全曲

復活後初めてのフェスティバルホール。以前の昭和様式とは当然違ってこぎれいになった。

大野氏もリヨンも生で聴くのは初めて。
オケはフランスらしく縦の線を合わせる必要性は全く感じていないし、横の線も合わせようという意識はなさそうだが、それぞれのプレーヤーがそれぞれに歌うことで、結果として巨大な構築されない構築物を作り上げ、それがとてもまばゆく美しい。日本人にも、ドイツ人にもまねできない音楽。
大野氏はそういった性格をよくわかっていてのことであろう、情熱とインスピレーションを常にオケに注ぎ込み続ける。
合唱団はオペラハウスの住人だけあって、こぎれいな音楽を作ることはせず、常に物語を感じさせる。
あまりの素晴らしさに自制心を失って叫んでしまいそうな、勤勉さの積み上げだけではたどり着けないような音楽であった。
アンコール1曲目は、フォーレのペレアスとメリザンドの中のシチリアーノ。どのパートのプレーヤーも、フランス人なら一度はソロで演奏したことがありそうな、というかあったであろうような、音楽づくりの共通感(アンサンブルがぴったりという意味では全くなく)が素晴らしい。
もう1曲はビゼーのアルルの女のファランドール。プロヴァンス太鼓のリズム、それと同じリズムのオケの合奏のダサダサ感が現地ものっぽくておかしい。どんなに盛り上がっても洗練されないリズムに、例えば日本人の阿波踊りのリズム絶妙さとの共通点を感じておかしかった。

2014.8.21記

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2014年03月09日

びわ湖ホール 死の都

2014年3月9日(日)14:00 びわ湖ホール

コルンゴルト作曲 歌劇『死の都』全3幕(舞台公演による日本初演の2日目の公演)

指揮:沼尻竜典
演出:栗山昌良
合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブルほか
管弦楽:京都市交響楽団

パウル:山本康寛
マリー/マリエッタ:飯田みち代
フランク:黒田 博
ブリギッタ:池田香織
ユリエッテ:中嶋康子
ルシェンヌ:小林久美子
ガストン:羽山晃生
フリッツ:晴 雅彦
ヴィクトリン:二塚直紀
アルベルト伯爵:与儀 巧

たまたま空いている日曜日、二度とみられないであろう作品の公演があるのを知り、1か月くらい前にチケットを入手。

当日は結構渋滞があって公演間近にようやく到着したので、昼ごはんは場内のレストランで。ローストビーフのサンドイッチとコーヒーで1,500円という高級感あふれる値段だったが、店員さんはきびきびしているし、味はいいし(ポテトチップが特に)、開演に間に合ったし、それ込の金額と考えれば納得がいく。

Facebookに記録したリアルタイムな感想から拾うと。
第1幕後「ゴージャスなオケに自然に涙が出る……」
第2幕後「オール日本人の公演ということに関する違和感全くなし。 膨大な音符、おびただしい同時代の音楽的資産の借用に頭がくらくらしてくる。もちろんリヒャルト・シュトラウス、そしてプッチーニ、とりわけドビュッシー!これなんだっけと考えてると音楽が先に行ってる(笑)」
第3幕後「名演!オケに、歌手に、とりわけ全てを掌握し切った沼尻竜典氏に、ブラーヴォ!」
感想はほぼこれで言い尽くしている。
当日あえて書かなかったことを付け加えると、いずれも演出のこと。
一つはびわ湖ホールの四面舞台を演奏中に動かす四次元的な演出は、アイデアとしてはいいが、「動かしました」という程度のところも無きにしも非ず。後述する点にも共通するが、歌手が動かないため、縦方向の動きの可能性を生かした演出になっていない。
もう一つは「棒立ち」。歌手が歌うと客席を向いて動かなくなってしまう。「これは演奏会形式か?」というイライラが募った。

演出はともかく、衣装、舞台美術、歌手、オケ、そして指揮者、さらに作品に関しては申し分のない名演だった。

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